近年、世界各地で頻発している異常気象。2023年前半が終わりかけていますが、相変わらず世界各地で異常気象が発生しています。
2月22日
米国では半数以上の州で寒波の警報が出され、南部テキサス州では気温34℃
4月27日
スペイン・マドリードで最高気温が30.7℃に達し、4月としては78年ぶりに最高気温を更新。南部のコルドバ空港では38.8℃を記録、4月に35度を超えたのは初めて
5月6日
ベトナム・インホア省で44.1℃を記録。ベトナムの最高気温を更新
世界気象機関(WMO)の発表によりますと、暴風雨、洪水や干ばつなどの気象災害の発生件数は1970年~2019年の50年間で約5倍に増加しているそうです。
1970年~1979年:711件
1980年~1989年:1410件
1990年~1999年:2250件
2000年~2009年:3536件
2010年~2019年:3165件
そして、2022年に世界で起きた異常気象にて、特に被害が大きかった主な災害は次のようなものがあります。
ブラジル
北東部~南東部で、1月、2月、5月の大雨により各地で避難指示や緊急事態宣言が発令される。洪水や地滑りなどが発生し合計で430人以上が亡くなる
オーストラリア
南東部で1月、3月~5月、7月~11月に大雨によって洪水が発生。シドニーでは7月に4日間で800mmの雨が降る
日本
2月に日本各地で記録的大雪が発生し岐阜県関ケ原町の積雪は観測史上1位。6月には東京で観測史上最長となる9日連続35℃を超える猛暑日を記録
南アフリカ
4月に南東部で60年ぶりとなる豪雨が発生。洪水や土砂崩れにより広範囲にわたって街が破壊され、500人以上の方が亡くなった
フィリピン
4月の台風第2号、10月の台風第22号の被害により合計で440人以上が亡くなった。マクタン島では4月の月降水量が368mmとなり、平年比651%を記録
パキスタン
周辺国を含めて5月~9月の大雨により合計で4510人以上が亡くなる。特にパキスタンでは約1730人以上が亡くなる
米国
8月に1200年ぶりの干ばつが発生。2030年までこの状態が続くと予想。南東部~東部では9~10月のハリケーンにより約130人以上が亡くなる
これらの異常気象は気候変動によって起こると考えられています。気候変動は自然要因と人為的要因の2つがあり、自然の要因には大気や海洋変動、太陽活動の変化などがあり、人為的な要因としては地球温暖化と言われています。
そもそも異常気象とは気象庁では、「ある場所(地域)・ある時期(週、月、季節)において30年に1回以下で発生する現象」と定義しています。
これがたとえ毎年のように発生、または10年に1度発生しているのであれば、もはや異常気象ではないということになってしまいます。
私が生まれてから記憶にある範囲で感じたとこととしては、とにかく異常であることは事実だと思えます。
ただ、気象が異常になったのではなく、人類が異常になったと思えるのは考えすぎと言うものでしょうか・・・。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
2月22日
米国では半数以上の州で寒波の警報が出され、南部テキサス州では気温34℃
4月27日
スペイン・マドリードで最高気温が30.7℃に達し、4月としては78年ぶりに最高気温を更新。南部のコルドバ空港では38.8℃を記録、4月に35度を超えたのは初めて
5月6日
ベトナム・インホア省で44.1℃を記録。ベトナムの最高気温を更新
世界気象機関(WMO)の発表によりますと、暴風雨、洪水や干ばつなどの気象災害の発生件数は1970年~2019年の50年間で約5倍に増加しているそうです。
1970年~1979年:711件
1980年~1989年:1410件
1990年~1999年:2250件
2000年~2009年:3536件
2010年~2019年:3165件
そして、2022年に世界で起きた異常気象にて、特に被害が大きかった主な災害は次のようなものがあります。
ブラジル
北東部~南東部で、1月、2月、5月の大雨により各地で避難指示や緊急事態宣言が発令される。洪水や地滑りなどが発生し合計で430人以上が亡くなる
オーストラリア
南東部で1月、3月~5月、7月~11月に大雨によって洪水が発生。シドニーでは7月に4日間で800mmの雨が降る
日本
2月に日本各地で記録的大雪が発生し岐阜県関ケ原町の積雪は観測史上1位。6月には東京で観測史上最長となる9日連続35℃を超える猛暑日を記録
南アフリカ
4月に南東部で60年ぶりとなる豪雨が発生。洪水や土砂崩れにより広範囲にわたって街が破壊され、500人以上の方が亡くなった
フィリピン
4月の台風第2号、10月の台風第22号の被害により合計で440人以上が亡くなった。マクタン島では4月の月降水量が368mmとなり、平年比651%を記録
パキスタン
周辺国を含めて5月~9月の大雨により合計で4510人以上が亡くなる。特にパキスタンでは約1730人以上が亡くなる
米国
8月に1200年ぶりの干ばつが発生。2030年までこの状態が続くと予想。南東部~東部では9~10月のハリケーンにより約130人以上が亡くなる
これらの異常気象は気候変動によって起こると考えられています。気候変動は自然要因と人為的要因の2つがあり、自然の要因には大気や海洋変動、太陽活動の変化などがあり、人為的な要因としては地球温暖化と言われています。
そもそも異常気象とは気象庁では、「ある場所(地域)・ある時期(週、月、季節)において30年に1回以下で発生する現象」と定義しています。
これがたとえ毎年のように発生、または10年に1度発生しているのであれば、もはや異常気象ではないということになってしまいます。
私が生まれてから記憶にある範囲で感じたとこととしては、とにかく異常であることは事実だと思えます。
ただ、気象が異常になったのではなく、人類が異常になったと思えるのは考えすぎと言うものでしょうか・・・。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。