「お前が背番号を貰うことによって、
背番号を貰えない奴がいることを決して忘れるな」
by 坂本金八(三年B組 金八先生)
実はこの東筑摩塩尻中学校体育大会に先立ち、背番号が新しく配られました。
そして、太郎は20番を背負ってのベンチ入りとなりました。
この大会の一回戦の試合前。
対戦相手ですが、葡萄隊で一緒だったお父さんと話をした際に
「太郎にいい場面で、やられちゃうような気がする」
と言われたのですが、私は
「いやいや、いい場面で、逆にやらかしちゃって負けちゃったりして・・・」
と。
そんなことも言えるのも、実はこの大会の三試合とも太郎がスタメン起用されるとは考えていませんでしたから。
でも、現実は三試合ともスタメン出場なのでした。
しかも、回ってくる打席がすべてチャンスに絡んでしまって。
一回戦 第一打席は2アウト一・二塁の先制機。第二打席は1アウト一塁。第三打席は1アウト二・三塁で再び先制機。
二回戦 第一打席は2アウト三塁の同点機。第二打席は2アウト三塁の同点機。
代表決定戦 第一打席はノーアウト一塁。第二打席は1アウト三塁の先制機。第三打席は1アウトランナーなし。
いいところで打てなかったということもあって、結果的にはイマイチではありますが、次のバッターへ繋げた打席もあり、役割を果たした打席もあったのですから全部が全部ダメということもありませんが・・・
それでも、二回戦の後には、私はちょっとだけ叱っちゃいましたが・・・
コーチの方からは
「責めないでやってくださいよ。これはこれでいい経験となっていますから」
と、ベンチでは見ていたようです。時すでに遅し・・・
二回戦はともかく、一回戦と代表決定戦は”それなり”の仕事をしましたから、及第点というところでしょうか。
何も言いませんけど、三年生の部活動で最後になるかもしれない大会で出場するプレッシャーもあるでしょうから。
でも、ここで満足しちゃあいけません。
次に出場する機会があれば、そのときには、今回以上の仕事を果たして欲しいものです。
金八先生の言葉を噛みしめて・・・