近年の大きな自然災害が起きると、停電、断水などが発生し、エネルギーや生活に必要なライフラインが停止してしまい、利用が困難になります。
1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災での、各ライフラインの復旧までの日数はおおよそ次のようになっています。
阪神淡路大震災(1995年1月17日)
電気:約2日
水道:約37日
ガス:約61日
東日本大震災(2011年3月11日)
電気:約6日
水道:約24日
ガス:約34日
さらに、内閣府による首都直下地震等による東京都の被害想定では各ライフラインの復旧目標日数は、
電気:約6日
水道:約30日
ガス(都市ガス):55日
となっています。
電気が一番早く数日で復旧、次いで水道、最後にガス(都市ガス)が復旧するという順番になっていることがわかります。
2024年1月1日に発生した能登半島地震でも復旧期間は違うものの、同じような順番で復旧し始めています。
日本中、いつどこで災害が発生するかはわからないですが、万が一発生してからあわてて対応はなかなかできません。
だからといって、むやみやたらと準備しておくことも大変。
基本的に電気の復旧は早いので、1週間ほど対応できればいいかなと個人的には考えています。ガスはプロパンガスですので、安全確認ができればすぐにでも使えるかなと。電気ストーブ、電気ポットやカセットコンロなどがあればなんとか。
ただ、どちらも自分でできる範囲は小さな範囲ですが。
水に関しては、水道が復旧しない間は給水車から水をもらわなければなりません。そのためには給水タンクや給水袋が必須となります。
各自治体では飲料水1人当たり1日3リットルを3~7日分に加えて、1日当たりおよそ3リットルの生活用水を自助の備蓄として確保するよう求めています。
普段の生活では、3分間のシャワーで36リットル、入浴1回分で140~200リットルもの水を使用しているそうです。
災害時は節約するとしても使わないわけにはいきません。
飲料水はペットボトル、ウォーターサーバー、給水サービス、浄水器などさまざまな方法で確保できます。
ただ、ペットボトルの水の賞味期限は商品によって違うものの、通常のミネラルウォーターであれば約1~2年。年中買い足すことも面倒ですし、ついついうっかりして賞味期限切れになってしまうことも。
ただ、賞味期限切れになったものは生活用水に使えますが。
最近、備蓄を目的とした長期保存向けの水もあります。
私が最近購入したものが、無印良品の店舗限定商品の「災害用備蓄飲料水 The Life Water」。なお、同じものは無印良品でなくても販売されています。
品質保証期間はなんと10年。
購入したものは2035年1月まで・・・って、10年以上になっているのは謎ですが。
アルミ缶に窒素ガス充填されているため、PETボトルに比べて酸素透過性、遮光性に優れているのが特徴。
また、「美味しい自然が息づく兵庫県福崎町のおいしい水」といううたい文句がいいです(地下水を利用した水道水から塩素を除去し、ろ過を重ねた水を使用)。
味見はしていませんが、期待はできそう。でも、災害時に飲むのではなく、我が家の備蓄品入れ替え時に飲むことが望ましいですね。
原材料名:水(水道水)
エネルギー:0.0kcal
たんぱく質:0.0g
脂質:0.0g
炭水化物:0.0g
食塩相当量:0.0g
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
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