何が正規品で何がコピー商品なのかが正直判らなくなってしまいます。
まあ、こっちで“普通”に売られているものは“すべてコピー商品”と言ってもいいと考えますが。
何しろ、街中の“ちゃんとした(?)CD屋さん”で音楽CDを買ったとしても、ブックレット、レーベルの印刷からして色合いが違う。映画やテレビドラマのDVDも、まだオリジナル国では発売されていないのに店頭に並んでいたりします。
さらに素晴らしいのは映画で劇場公開前にDVDが発売されることもあります。
もちろん、日本で現在放映されているTVドラマも、すぐにDVDが店頭に並んでいます。
しかも、日本のCM付きで、中国語の字幕付きという完成度の高さです。
パソコンを何かも最新OS、Microsoft Office(マイクロソフト・オフィス)に始まって、Adobe(アドビ)Photoshop(フォトショップ)、Illustlator(イラストレーター)などがインストールされて売られています。でも、何物なのでしょう?
こんなような感じで堂々と売っているので、コピー商品と言う概念を持っていないのですよね
以前、“ビル全体がコピー商品”という感じの建物に連れて行ってもらったことがあります。そのときに案内してくれた人は「ここにあるのは全部ホンモノ」と言い切っているので、信じ切っているのでしょう。大体、「これ本物ですか?」と聴くことがヤボです。
話を聴いたり、自分で感じたことをまとめますと、そもそも「コピー商品」の考え方がどうやら違うようです。
本物は“本物の製品を見ながら、そっくりに作っているから本物”となるようです。
コピーは“本物の製品をお手本にせずに作っているからコピー”となるようです。
だからでしょうね。“本物”の作りの詰めが甘いのは。
そして、“コピー”はすぐにばれるのは。
おそらく、この状態はすぐには改善されないでしょうね。
ところで、街の中を走っている自動車はどうなのでしょうか?
メルセデス、BMW、アウディやポルシェ、フェラーリなども見かけます。
“本物”なのか“コピー”なのか。作った人しか判りません。