野球小僧

勝手にシンドバッド / サザンオールスターズ

2023年の夏はサザンオールスターズのデビュー45周年。

その記念(?)すべきデビューシングル楽曲が1978年6月25日にリリースされた「勝手にシンドバッド」です。作詞と作曲は桑田佳祐さん、編曲は斉藤ノブさん&サザンオールスターズ。


当時、大学に在学中だった桑田佳祐さん。私がこの楽曲を初めて聴いたときにはコミックバンドの印象。それが、今では日本を代表するバンドです。そもそも、早口で何を唄っているのかわからなかったですし、歌詞がわかっても意味不明でしたので(笑)。

今何時? そうね だいたいね
 今何時? ちょっと 待ってて
 今何時? まだ早い
 不思議なものね あんたを見れば
 胸騒ぎの腰つき・・・

逆に早口で不思議なフレーズの意味の分からない歌詞だったからこそ、興味を持たれて覚えようとしてヒットしたのかも知れませんが、強烈なインパクトであったことは確かなことでした。

このサビの部分は社会現象になるほど流行しましたね。

この「勝手にシンドバッド」のタイトルは、当時、人気最高潮の沢田研二さんの「勝手にしやがれ」、そしてピンクレディーの「渚のシンドバッド」から付けたタイトルのままです。

ただ、桑田佳祐さんは後年に、「いかにもボクのオリジナルみたいなんですけども、違うんですよ。志村けんさんなんですよ」と、たまたまザ・ドリフターズの人気番組「8時だョ!全員集合」を見ていたときに、志村けんさんが「勝手にシンドバッド」と言っているのを面白いと思っていて、デビュー曲ができたときに「まぁいいか、こないだ志村けんさんが言ってたアレにしちゃおーと言ってね、しらばっくれちゃったんですよ」とのことでした。

これに対して、当時、ドリフターズのいかりや長介さんからクレームが付いたこともあったそうです。

(「人も波も消えた」「砂まじりの茅ケ崎」の「サザンビーチ」を「勝手に」歩いてみました)

この「♬胸さわぎの腰つき」の衝撃から45年。

大げさですがサザン・桑田佳祐さんを聴きながら生きてきたような人生です。

♬砂まじりの茅ケ崎 人も波も消えて
 夏の日の思い出は
 ちょいと瞳の中に消えたほどに

楽曲のなかには聴くと切なくなるものもありますが、いい思い出でもあるかなと。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

えーっと、eco坊主さんの夏の歌といえば、加山雄三さん?いや、岡晴夫さんの「憧れのハワイ航路」では?(失礼!)

「チャコの海岸物語」はカラオケでもよく唄われたり、唄ったりしていましたね。

私の夏は、サザン、TUBEもですが、杉山清貴さん、大黒摩季さんも入ってきます。

いまは「モズクとオクラとスイカとそばの夏」ですけど。
まっくろくろすけ
forever-greenさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

>支持されている理由もわからなかった。
ですよね。

ダウンタウン・ブギウギバンドとは正反対の方向の、(失礼ながら)ちゃらいお兄ちゃんたちがわけのわからない歌をひっさげて登場したのですからね。

そしてわけのわからないまま元気を与えてくれ、いまに至っても元気をくれていますね。
eco坊主
おはようございます。

Debut時はme toです。
日本語歌詞を滅茶苦茶乱したとも酷評されていましたね。
一発屋だと思ったのは私だけではないでしょう・・ごめんなさい🙇🙇
第二弾も同じような曲調でしたが三曲目の「いとしのエリー」が凄かったですね。
そして「チャコの海岸物語」・・・これでやられちゃいましたね。
♪海岸で若い二人が 恋をする物語
 目を閉じて 胸を開いて
 ハダカで踊るジルバ

夏の歌と言えば「TUBE」と言われていましたが私の夏は「サザン」でした!

今は「胡瓜とトマトと茄子とピーマンの夏」ですけどね😅

今日もありがとうございました。
forever-green
デビュー当時の印象は同じですね。テレビ初見は驚き、支持されている理由もわからなかった。その後に大学の学園祭コンサートに来てくれて、いつもは静かな構内が会場になりすごい数の人で溢れトイレも行列。手伝ったおでん屋台🍢🍢が繁盛して具材の追加が大変でしたが、サザンの人気を実感しました。
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