♬Hold me tight 大阪ベイブルース
おれのこと好きか あんた聞くけど
Hold me tight そんなことさえわからんようになったんか
大阪の海は 悲しい色やね
さよならをみんな ここに捨てに来るから
「悲しい色やね」は1982年10月21日にリリースされた上田正樹さんのシングルです。歌詞に「大阪の海」と出てきますので、大阪を舞台にした楽曲だと思われますが、この海は「尼崎の海」だとする説があり、作詞した康珍化さんは、「尼崎南部の海岸から見た大阪のイメージから作詞した」と発言し、歌詞に「大阪」が出てくることもあって、すっかり大阪のご当地ソングのカテゴリーに入れていました。実は大阪のお隣りの兵庫県尼崎から見ていた風景ということになりますが。
さて、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、大阪府は2020年7月12日に休業などを要請する際の独自基準「大阪モデル」に基づき、警戒を呼びかける「黄信号」を初めて点灯させました。その後、約4ヶ月続いた状態になっていましたが、2020年が残り1ヶ月を切った12月3日夜、緊急の対策本部会議を開き、府内の医療体制がひっ迫しているとして、「非常事態」を示す赤信号を初めて点灯させることを決めました。
大阪モデルで赤信号を呼びかける期間は12月15日まで。この間、府民に対しては、「できる限り、不要不急の外出を自粛すること」を呼びかけます。また、大阪市北区と中央区のアルコール類を提供する飲食店などを対象に12月11日までとしていた時短営業要請についても、12月15日までに延長することを決めました。
府民への不要不急の外出自粛の要請は、日本政府が緊急事態宣言を出した、2020年4月以来となります。
4月~5月の第1波といわれる時期のことに対しても、日本政府の対応は後手後手となって批判されていたことであり、さらに「この冬に感染拡大するのでは?」と、私たち素人でも予測していたことではありますが、日本政府は医療体制の強化や感染予防の対策を取るどころか、観光族議員主導の忖度ある旅行業界にだけに対して、経済対策と大義名分を掲げてGoToキャンペーンを強行スタートし、貴重な時間とお金を投資してきています。
また、第1波の時と同じように、日本政府は早々に国会を閉じるという。
具体的で直接的な対策もなく、困窮している国民を放置し、都合が悪くなると自治体や国民に「お願い」するだけの繰り返しです。
そして、泣きを見るのは、いつも国民だけです。
♬泣いたらあかん 泣いたら せつなくなるけど
泣きたいけれどここで泣いても何も解決しないことはわかっているのですが。
日本政府には、この「悲しい色」が1日でも早く終わることと、2度と「悲しい色」にならなくなるような対策を打ってほしいと、切に願います。
■外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、「3つの密」の回避を心掛けましょう。
■新型コロナウイルス感染対応を呼び掛けている場所やお店などがある場合は、指示にしたがいましょう。
■お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報を確認しましょう。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。