「悪夢ちゃん」とは、2012年10月13日~12月22日まで、日本テレビ系列で放送された北川景子さん主演のTVドラマです。2014年に「悪夢ちゃん The 夢ovie」が公開されています
教師・武戸井彩未は、教室では明るく児童思い。しかし、本の中では児童たちに愛情を持っておらず、他人のことは信頼していない。ある日、担任を受け持っているクラスへ、未来を予知する悪夢をみることができる古藤結衣子が転校してくる。彩未は「悪夢ちゃん」とあだ名で呼ぶ結衣子から「助けて」といわれて、「巻き込まないで」といいながらも、悪夢の謎を解き、悲劇となる未来を希望ある現実へと変えるため努力していく。
というストーリーですが、私はこのTVドラマと映画のどちらも観ていません。何しろ、小心者ですから、怖いドラマや映画を観たりしますと怖い夢を見そうですので。
さて、「毎年、3月から4月にかけて悪夢を見る方が多くなる(のではないか?)」という話があります。これは新生活へのストレスとか精神的なものではなく、この時期に多くの日本人が付き合うことになる花粉症に対抗する一部のアレルギー専用鼻炎薬の副作用だという可能性があるとのことです。
事実、一部の薬の説明書には、副作用の可能性がある症状として「悪夢」と記載されているのです。基本的に薬を購入する前に副作用を確認するのは常識といえば常識なので常識なのでしょうけど、ふだんそのようなことをまったく確認しない私にとっては初見でした。ちなみに、私がときどきお世話になるアレルギー性鼻炎薬の副反応には「悪夢」は書かれていません。ですから、私が知らなくても当然という感じなのでしょうけど。
薬の副作用に「悪夢」が入っているのは、それほど珍しいことではなくいろいろな薬でも散見されるようで、「アンチヒスタミン系のアレルギー薬」「抗不安薬」「抗生物質」「高血圧」「コレステロールを下げる」などにも書かれているようです。
悪夢を見る原因は完全にはわかってないらしいですが、睡眠のリズムが崩れるのが原因と考えられています。高熱のときなど、体調がよくないときに、変な夢を見たりするときの同じようなものでしょうか。でしたら、頭が変になってしまったということではなくて、それほど心配することはなさそうですが、個人個人の体質などが違いますので、なんともいえません。
ただ、箱には具体的な副作用は書かれていませんので、心配な場合にはお医者さんや薬剤師さんに相談するのがいいでしょう。
さてさて、悪夢を見るのは楽しいことではないです。ときには、寝汗でビッショり濡れり、目が覚めたあとの疲弊感などは嫌なものです。
ただ、現実的に人が抱えている不安は寝ている間でも精神に負担をかけ続けるらしいです。そのため、精神が疲れないように、無意識のうちに脳が抽象的な不安などを悪夢として変換しながら整理していくとのことです。人は抽象的な不安よりも、具体的な不安の方が対処することができやすいため、悪夢として記憶にしてしまえば、過去のものとして割り切ることができるというものらしいです。
なお、どんな悪夢を見るかは、その人が持っている不安に関係しているそうです。たとえば
何かに追いかけられる:向き合いたくない問題
高いところから落ちる:不安感や自信のなさ(・・・そういえば、若いころにはよく見た)
大切な人、愛する人と別れ:執着やこだわり
人前でパンツ一丁になる:他人の評価に対する不安
などなどです。でも、悪夢をみることが不安すぎて、睡眠不足になってしまうのも不安ではあります。
「あなたの夢を見ないといいけど。」
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。