さて、新型コロナウイルスの感染者がいまだ2桁に上り、「第2波」の到来も見込まれる中で選挙どころではないでしょうけど、今日(2020年7月5日)は東京都知事選です。
巨大都市・東京の選挙は無党派層が多く、その予想は難しいとされていますが、現職の小池百合子知事の圧勝説、小池知事と、「れいわ新選組」の山本太郎代表による一騎打ち説、過去2度の都知事選出馬で知名度を高めた元「日本弁護士連合会会長」の宇都宮健児さんを含めた三つ巴の戦い説、と相変わらず東京都知事選においては話題には事欠きません。
今回の都知事選には、この主要3候補を含め、過去最多となる22人が立候補しており、他にも注目すべき候補者がいます。
その筆頭は「NHKから国民を守る党(N国)」の立花孝志党首です。当初、実業家の堀江貴文さんの出馬を期待し、それを支援するため政治団体「ホリエモン新党」まで結成しました。ただ、最終的に堀江さんは出馬を見送ったことで、ご本人は「ホリエモン新党」公認、「N国」推薦で出馬しています。
さてさて、この立花さんと、堀江さんの秘書を務める齊藤健一郎さん、音楽家の服部修さんの3人がホリエモン新党公認(N国推薦)で立候補しています。
そして、これが偶然なのか狙っていたのかはよくわかりませんが、都内各地掲示されている選挙ポスターの掲示版にはこの3人が横並びになって貼られています。これは、届け出順となっており、服部さんが12番目、立花さんが13 番目、齊藤さんが14番目に届け出たことによるものです。さらに、選挙ポスターには13番目のポスターには立花さんを中心に、森友学園前理事長・籠池泰典さん、そして堀江氏の姿が小さく写っており、12番目と14番目の脇を飾る(?)ポスターには、服部さんと齊藤さんの本人の姿はなく、なぜか実際には立候補していない堀江さんの写真が使われていたりしています。
これに対して堀江さんは、「特定の政党や候補者とは関係ありません」としており、東京都選挙管理委員会事務局は、「公職選挙法では(ポスターの)内容について規定がなく、問題がない」「(ポスターが)本人の許可を取っているかどうかはわからない」とコメントしているようです。
それにしても、この暑い時期に、しかも新型コロナウイルス感染が収まっていない今の時期に選挙をやらないといけないと思うと、候補者は大変ですが、有権者でもある都民の方々も、「マスクを着用」し、「熱中症」と「3密」に気をつけて、お付き合いをしなければならない大変さには、ある意味お見舞いを申し上げます。
1980年~2001年までフジテレビ系で放送され、大反響を呼んだドキュメンタリースペシャル番組で、ムツゴロウこと畑正憲さんが、世界各国の動物たちと自然を紹介していた、「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」という番組がありました。ムツゴロウさんが、動物王国で暮らす動物や住人達の生活をありのままに綴ったドキュメンタリーや、世界を巡り風土に根ざして暮らす犬・猫など家畜や貴重な野生動物などのリポートを放送。特に猛獣に対して身体を張っていく姿は有名でしたが、あまり、「ゆかいな仲間たち」とも言えないこともあり、番組の収録中にライオンに指を噛まれて右手中指を失ったこともありました。
予定されていた東京オリンピック・パラリンピックに代わっての、今回の東京都知事選はある意味、「小池百合子さんとゆかいな仲間たち」よるイベントでした。ちなみに、「ゆかいな仲間たち」は「愉快な仲間たち」と漢字で書けますが、ある意味、「愉怪な仲魔たち」であったかも知れません。
なお、衆議院解散総選挙がウワサされていますが、秋には「安倍晋三さんとゆかいな仲間たち」が世の中を賑やかにしてくれるかもしれません。決して、「不快な仲間たち」「不愉快な仲間たち」ではないことを願っていますが・・・。
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。