▼こんなことも、いつまで続くやら
いやいや、継続は力なり、という言葉もあると信じて……
【人間は死ぬまで生きている】
「古新聞を捨てるな!」
という標題にしましたが
ちゃんと書くなら
「古新聞を、そのまま、
リサイクルに出すな」
ということです
つきつめると
「もったいない」
の気分であります
新聞は
文庫本一冊分の情報量がありますが
スミズミまでぜんぶ読むのは
何時間あっても難しいものです
なので、つまみぐい、飛ばし読み
となってしまいます
都合の良いことに
それが可能なように作ってあります
時間がない人には「見出しのみ」で
おおまかな内容が分かりますし
もっと詳しく知ろうという人には
「第1段落のみ」を提供しています
第2段落、第3段落と続きますが
読むも 読まぬも、読者の勝手です
極論すれば
新聞代金を払ったからといって
読まなきゃならないという
購読契約などない
といえましょう
本を買ったからといって
読まねばならぬという法律がない
のと同じです
◇
わたしはここ数年、
新聞囲碁欄を切り取ってきました
だが切り抜いて
ちょっと読んで
保存するだけです
それだけでも
少しは棋力向上に役立ってきた
と信じていますが
もちろん不十分でありましょう
これからは、時間をおいては
ときおりは勉強していこう
と思っています
今春、天寿を全うされた同好会高手(八段格)は
若い頃にトッププロに3子局で勝ったといいます
とんでもないことです
快挙としかいいようがありません
朝刊を切り取って通勤電車で熟読し
帰宅しては並べる、さらに夕刊も
――という毎日の勉強を
半世紀以上続けてきたそうです
あやかりたいものと思い
遅ればせながら
ぼちぼちやろうとしています
もう遅すぎる?
いや、いつもここから
で、いいではありませんか
人間は死ぬまで生きているのですから
▲そのままリサイクルじゃ、もったいない