【漂流男の腕、日焼けする の巻】
密回避の不要不急の外出は
サクサク走るバイクに限る。
今日も暑かったね、という妻に
うん、そうだね、と答えるわたし。
だが、ホントはそうでもなかった――。
朝はナイロンジャケット2枚重ねだが
日が高くなると半袖になるので
肘から手首あたりが
直射日光で日焼けする。
帰路の前、京都で銭湯に立ち寄る。
熱湯のヒリヒリ感がたまらない。
電気風呂のピリピリ感もである。
毎週のバイクによる京都行は
ルート171号あるいは西国街道(古道)を使うが
きまぐれにて
ルート79号(伏見柳谷高槻線)を試してみる。
古戦場として知られる天王山(標高270㍍)の
さらに奥の険しい山路である。
道が広狭を繰り返し
曲がりくねった急坂が続く。
極楽寺、ベニーカントリー倶楽部、
そしてときどき民家が現れる。
清涼な空気と水に恵まれている。
▲購入から3カ月で、まもなく2000㌔走破
慣らし運転もとうに過ぎてクセもつかんだ
平地は快走できるが山路はいまいち
なにせ「小型」ゆえ――