【東山山麓の寺社を巡る ~ 囲碁サロンにゆく朝に 京都駅-河原町三条 の巻】
JR京都駅→塩小路通→河原町通→七条大橋→大和大路七条交差点→祇園→四条通→四条大橋→鴨川右岸河川敷→三条大橋→三条小橋→河原町三条交差点
京都最古の禅刹と京都最大の花街が隣り合っている
祇園街が出来る前は、建仁寺の寺域が広がっていた
古禅名刹の伽藍の南側に魔界の入り口があるという
六道とは、人間が善悪の業によって赴く六つの迷界
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、そして天上を指すーー
これらにつながる入口は、六道の辻と呼ばれている
小野篁(おののたかむら=802~852年)という人物
遣隋使の小野妹子の子孫で、小野小町の父か祖父?
平安初期の官人で歌人、しかも武芸にも秀でていた
参議にまで昇任し、貴族内では鬼才と言われていた
「野宰相」や「野狂」などと畏怖された奇行の持ち主
昼は朝廷に出仕し、夜は閻魔王宮に出入りしていた
六道珍皇寺のあたりは、その魔界への入口とされる
地蔵菩薩立像の近く、脇堂の覗き窓から閻魔大王像
境内の奥には冥府に通じる「冥土通いの井戸」がある
参拝客で賑わう盂蘭盆会を例外に、普段はひっそり
北進し建仁寺の門を出ると、観光客で賑わう祇園街
魔界と隣り合わせとも知らぬヒトの群れが行き交う
◇
2020年3月15日投稿「京都・三条囲碁サロン」の続き
数年前に、六道珍皇寺へ
参拝しました。
閻魔大王より、小野篁の方が
怖くて、おおおーとなりました。
幽霊子育飴とか
近隣のお店も不思議で
楽しかったです(^^♪
コメントありがとうございます。
なお、アメちゃんも書こうかと思いましたが、
盛りだくさん過ぎなので、割愛しました。