囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

段位認定のタブー2

2022年04月18日 | ●○●○雑観の森

 


ここから本題です

 

地域同好会の段位認定が甘すぎて

バブルもバブル、

実態とかけ離れている

との指摘が内部でくすぶっています

 

「厳正、適正にすべきである」との声あり

「機嫌よくやっているのだから良い」との声あり

棋力上位者はおおむね前者でありますが

初級・中級は後者が圧倒的多数です

 

昇段も降段もありうる

変動点数制が一時導入され

この数年、会がザワザワしたのも

記憶に新しいところです

 

 

     ◇

 

 

入会希望者は、まず自己申告します

そのうえで、古参会員の高段者が

何局か試験碁を打って

「あなたは申告通り5級とします」とか

申告より強いので初段とします」とか

その後の例会で勝ったり負けたりなら

おおむね妥当な段級位となります

次の大会で好成績なら、ひとつ昇格

となるのです

 

問題は、トーナメント4連勝=優勝で

昇格という〝大甘〟認定があり

リーグ戦も〝どちらかといえば甘〟です

ふつうは「降段」させません

つまり上がる人は上がる一方

現状維持の人が大半となり

全体に甘い段位となるのです

 

コロナ影響もあって

試験的に導入された変動点数制は

昨春から凍結したこともあり

いまは昔の甘い認定に戻っています

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。