囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

「死活が苦手です」の声

2023年11月01日 | ●○●○雑観の森

 

手を抜いても

生きているのに

用心のために一手入れて

貴重な先手を相手に譲って

苦戦に陥ることはありませんか?

 

ダメが詰まってきて

一手入れるべき局面で放置し

大きそうな他の所に打って

大石が頓死した経験はありませんか?

 

中盤から終盤を丁寧に打って

ダメツメ・手入れ・整地を

いつも行う習慣があれば

碁の勝敗ポイントが

どこにあるのかが

つかめてくると思います

 

逆にいえば

序盤から終盤まで

ぽんぽんと感覚だけで打って

互いの陣地のどっちが大きい

こっちが小さいなどとやっていては

いつまで経っても上達しません

 

    ◇

 

世界一、二を争う

韓国トップ棋士も

猛烈に死活を勉強し

早碁棋戦でも読みの力で

奇手・鬼手を繰り出しています

 

そういうわたしも死活が苦手で

手持ちの〝やさしい死活本〟で

ほとんど解けるものもあれば

ぜんぜん出来ないものもあります

 

死活本を購入する時は

最初の何問かを解いてみて

スラスラ解けるような

やさしい本を第一候補としています

 

難しそうな内容なら

じっくり立ち読みするか

それとも図書館で借りて

試し読みをしてから

「何とかなりそうだ」

と思えば買いましょう

 

難しい本は

買ったはいいけれど

すぐに〝積読〟のまま

となるものです

 

 

▲韓国棋士が著した本が増えてきました

図が大きくて老眼の身にもやさしく

解説も簡明で理解しやすいと思います

 

 

 

 

 

 

 



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