囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

21年2月27日 本拠地碁会

2021年02月27日 | 本拠地同好会記録

 

いろいろやってみる 

 ~ へこたれない! 投げ出さない! の巻】

 

 

置かせ碁を打つ時、

プロはできるだけ少なく置かせたがるが

アマは多く置かせたがるといいます。

前者は楽をしたいから、

後者はプライドを高く保ちたいから、

だそうです。

 


         ◇

 


新年度の世話人のかなめとなるY二段に、

三段いや四段以上になっていただくプロジェクトを

プロデュースしているわたしです。

 

きょうは初めて、私が「黒先」で打ってみることにしました。

Yさんが近いうちに三段昇段となり、二段や初段に対して

後手番でどんな打ち回しができるのかを拝見するためです。

白番が「苦にならなければ」いや「得意になれば」、

三段どころか、四段以上になる道が開けると思います。

黒番、白番、置かせ碁など、それぞれのコツがあり、

有段者は一通りできないといけません。

特に白番が苦手だと、なかなか上にはいけません。


それと、どんなに形勢が離れていても、

できるだけ最後までしっかり打ったほうがいいです。

形勢判断、ヨセ、整地などが上手くなります。


黒番は得意な布石がいくつもあっていいですが、

白番は一つか二つ決めておいて相手の作戦に応じて

柔軟についていくのがいい、とわたしは考えています。

 

ヒトにモノを教える、というのは実は教える側にとって

勉強になるもの。よく考えるようになるからでしょうね。

でもコーチングが巧くなっても自分の棋力アップになるかどうか。

それは、分かりません。

 

▲参考棋譜

2016年11月19日 第2回囲碁電王戦 第1局

黒 趙治勲名誉名人

白 Deep Zen Go

223手完 黒中押し勝ち(写真は白56手まで)

 

 

 

▲会員のYさん手作りの「飛沫防止用ついたて」試作品が届く

3月から新型ウイルス対策をさらに強化していく方針

 

 



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