囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

プロの好き嫌い/上

2020年02月17日 | ●○●○雑観の森

▲下島陽平八段(41)の近著
「棋風別! あなたに合った囲碁上達法」より

 


専門棋士20人アンケート・定石編の巻】

 

■最近、手にした囲碁本の読書感想文“のようなもの”を、お一つ。

本書は、個性派棋士の棋譜10局と解説がメイン記事です。

 

■ですが、“息抜きコラム”の方を興味深く読みました。

筆者が専門棋士20人を選び、実施したアンケート。
ベテラン、中堅、東西など、幅広く回答を得て、
投票者匿名で結果を掲載しています。

 

今を生きるプロ碁打ちの生の声って珍しくない?

ありそで、なさそ、です。

一昨日3連勝、昨日2連敗のわたくし。

ここに出てくる定石は全て使いませんでした。

これって、どうよ、って感じです。

つまり今風じゃないってことでしょうか?

 

さて、さてーー。

 

▲1位はダントツで、アマも同じ傾向だと思います。
「簡明」「分かりやすい」「楽に地をもらえるなど」がその理由
多くのプロも難しいのはキライなようで

▲2位は「プロらしい」と思います
「妖刀」は、変化型が多いために
誤ると自らも傷を負うため、この名が付いたワケ
複雑系を好むヒトもまたおられるようで

 

▲1位は、AI定石
まだまだ、評価が定まらない?

▲2位は、時代とともに変遷、流行してきた定石
「難しい。覚えられない」「局面が狭くなってしまう」などの意見のほか
「結局、最善は何?」もあった
大型で複雑なため「絶対に打たない」と公言しているプロもいる


なお番外で、
好きな定石1位の「ツケヒキ定石」を嫌いという棋士も
その理由は「地なんかいらない!」


わたしも、その意味不明の意見に一票!?



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