▲下島陽平八段(41)の近著
「棋風別! あなたに合った囲碁上達法」より
【専門棋士20人アンケート・定石編の巻】
■最近、手にした囲碁本の読書感想文“のようなもの”を、お一つ。
本書は、個性派棋士の棋譜10局と解説がメイン記事です。
■ですが、“息抜きコラム”の方を興味深く読みました。
筆者が専門棋士20人を選び、実施したアンケート。
ベテラン、中堅、東西など、幅広く回答を得て、
投票者匿名で結果を掲載しています。
今を生きるプロ碁打ちの生の声って珍しくない?
ありそで、なさそ、です。
一昨日3連勝、昨日2連敗のわたくし。
ここに出てくる定石は全て使いませんでした。
これって、どうよ、って感じです。
つまり今風じゃないってことでしょうか?
さて、さてーー。
▲1位はダントツで、アマも同じ傾向だと思います。
「簡明」「分かりやすい」「楽に地をもらえるなど」がその理由
多くのプロも難しいのはキライなようで
▲2位は「プロらしい」と思います
「妖刀」は、変化型が多いために
誤ると自らも傷を負うため、この名が付いたワケ
複雑系を好むヒトもまたおられるようで
▲1位は、AI定石
まだまだ、評価が定まらない?
▲2位は、時代とともに変遷、流行してきた定石
「難しい。覚えられない」「局面が狭くなってしまう」などの意見のほか
「結局、最善は何?」もあった
大型で複雑なため「絶対に打たない」と公言しているプロもいる
なお番外で、
好きな定石1位の「ツケヒキ定石」を嫌いという棋士も
その理由は「地なんかいらない!」
わたしも、その意味不明の意見に一票!?