【30秒で分かれば「五段の壁」を突破
~ 死活のヨミを問う「コンピューター」が太鼓判】
おはようございます
今日もいい天気のようです
しし座流星群
見えましたか?
わたしの空は曇っていて
見えませんでした
気を取り直して
お出かけ前に
アタマを一ひねり
と参りましょう
* * *
石田芳夫九段いわく
「日本のアマは
大局観に優れるものの
戦いの力が弱い」
(「五段突破の詰碁100」より)
それを克服するには
「比較的やさしい詰碁を
数多く解いて
死活の基本や急所を
目で覚えてしまうのが大切」
と説きます
できそうで、できないのが
詰碁へのチャレンジでしょう
サボっても
四段までなら
なんとかなっても
五段突破はなりません
今回の出題は
五段向けといっても
<初段や上級(1~3級)でも解ける>
基礎的な問題ばかり
「比較的やさしい」のです
でも、ひと目で分からねばなりません
* * *
本問は、スミの活き死にであります
黒❶と切り込んできたところ
白はどうやって活きますか?
簡単ですね!
このレベルの筋と形が
30秒で分かれば
「五段の力は十分にある」
といいます
ほんとでしょうか?
二十四世本因坊秀芳(1948年生まれ) 木谷實九段門下。1971年、22歳の当時史上最年少で本因坊となり、秀芳と号した。本因坊5連覇。正確な計算と形勢判断で「コンピューター」と呼ばれている。(写真は昭和64年ごろ)