囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

五段になろうよ❶ 打てない手/出題

2021年11月18日 | 【カベ突破道場】 部分

 

【30秒で分かれば「五段の壁」を突破

 ~ 死活のヨミを問う「コンピューター」が太鼓判】

 

 

おはようございます

今日もいい天気のようです

 

しし座流星群

見えましたか?

わたしの空は曇っていて

見えませんでした

 

気を取り直して

お出かけ前に

アタマを一ひねり

と参りましょう

 

 

   *  *  *

 

 

石田芳夫九段いわく

「日本のアマは

大局観に優れるものの

戦いの力が弱い

(「五段突破の詰碁100」より)

 

それを克服するには

「比較的やさしい詰碁を

数多く解いて

死活の基本や急所を

目で覚えてしまうのが大切」

と説きます

 

できそうで、できないのが

詰碁へのチャレンジでしょう

サボっても

四段までなら

なんとかなっても

五段突破はなりません

 

今回の出題は

五段向けといっても

<初段や上級(1~3級)でも解ける>

基礎的な問題ばかり

「比較的やさしい」のです

 

でも、ひと目で分からねばなりません

 

 

  *  *  *

 

 

 

本問は、スミの活き死にであります

黒❶と切り込んできたところ

白はどうやって活きますか?

簡単ですね!

 

 

このレベルの筋と形が

30秒で分かれば

「五段の力は十分にある」

といいます

ほんとでしょうか?

 

 

二十四世本因坊秀芳(1948年生まれ) 木谷實九段門下。1971年、22歳の当時史上最年少で本因坊となり、秀芳と号した。本因坊5連覇。正確な計算と形勢判断で「コンピューター」と呼ばれている。(写真は昭和64年ごろ)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。