棋聖、名人、本因坊の七番勝負の2日間、
正座を崩さないのは、
弟子で平成四天王の筆頭格
山下敬吾九段(43)くらいでしょう。
師は著書で、
棋力の強弱に関係なく
読者個々の棋力水準をいかに向上させか、
をテーマに、
あらゆる角度から秘訣やヒントを
提示しています。
昭和は遠くなりにけり、ですか。
やました・けいご 緑星囲碁学園出身。棋聖、名人、本因坊の三大棋戦をはじめ、多くの一般棋戦等で活躍。タイトル獲得数23。高尾紳路、張栩、羽根直樹らとともに「若手四天王」「平成四天王」といわれ、トップグループで活躍している。テレビ棋戦では、初手に「五の五」「天元」などの趣向を試み、ファンを魅せる趣向で愉しませる。プロのなかのプロ。ちなみに漂流男が思春期を過ごした北海道旭川市の出身である。