囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

どうしたら楽しい碁会になるか6

2023年10月26日 | ●○●○雑観の森

 

【地滑り的な会員減にどう立ち向かう?】

 

公民館を会場とする囲碁同好会は

会場費が無料なので

会費は必要最小限でよいはずである

碁道具が揃ってさえいれば

〝事務経費のみ〟で構わないのだ

 

三十余年も会を続けていると

諸行事があれこれ増えてきて

世話人も大変になる一方で

無駄な出費も多くなる

組織の垢が溜りに溜まった状態

 

変化に対応することなく

頑なに拒んで放置すれば

やがて歪みが大きくなる

どこかを分岐点に

世話人のなり手がなくなり

会員がどんどん減り続ける

 

今般、コロナ来襲をきっかけに

矛盾が露呈することになったが

根本原因は「変化に対応できなかった

組織の硬直性」と考えるのが妥当だろう

 

「会費の大幅引き下げ

あるいは一時無料化」

「世話人手当の大幅引き上げ」

といった荒療治を提案するのは

いまやらなければ

会員数の地滑り的減少が止まらず

早晩行き詰まると見ているためだ

 

破綻処理はそう簡単ではないし

ソフトランディングする心積もりを

しておかなければムチャクチャになる

実務を担う世話人の労苦も測り知れない

 

そうなれば、いったん会を解散し

受け皿となる組織ができれば

引き継いでもらうことになるし

なければ資産を適宜処分して

オシマイとなるだろう

 

百人碁会は3年半で

五十人碁会となったが

実態は三十人碁会である

今週終了する公式戦の参加者

34人が実質的会員数であり

いまのところ〝岩盤〟である

 

この人たちが

会の方向性を決める主役である

問題を先送りしては

懸念が現実になるだろう

コロナが収束したとしても

碁会の存亡問題は終わっちゃいない

欠員状態の世話人会におんぶにだっこでは

主役のひとりとして、あまりに無責任だろう

 

 



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