囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

棋界の鬼も笑えない

2019年12月13日 | ●○●○雑観の森

名人とはどういうものかの巻】

 

■安土桃山時代(織豊時代)は、

「名物」が流行語だったそうだ。

 

■応仁の乱から百年余りの内戦「戦国時代」が、

ようやく終わりを告げ、

民心に明るさが戻ってきた頃である。

 

■「名人」は、「名物」から派生した言葉である。

織田信長が、碁の師匠「本因坊算砂」の技量に感嘆し、思わず発したーー。

 

 

さて、その名人とは、どういうものか?

名人たちに訊ねる。

 

堅き本命を取り、

不確かなる本命を避け、

確かなる穴を取る、

これ名人の域なれども、

容易に達しがたし。

   文壇の大御所 菊池寛

 

不運が続くと思ったら、

虚心になって変化を目指せ。

不運を幸運に変える要諦は、

これしかない。

   将棋の十五世名人 大山康晴

 

わずか361路の限りある盤上であるが、

その意味するところ、

行先には無限の広がりがある。

碁を分かったと思ってはいけない。

分かるはずはないのだ。

   囲碁の名誉棋聖 藤沢秀行

 

▼名人軍団の、とある一日

笑えない戯唄

「喉元過ぎれば」 別名「どこ吹く風」

♪ もしかして もしかして

清濁併せ呑む(心の広い人)って

わたし大政治家のことかしら

今を時めくサクラ軍団

ずらり ワンチームで官邸へ

桜ソ~リに ご対面~

桜つながり 皮肉なワンシーン

悪いジョークに笑えない……

 

アイム・ソー・ソーリー(お気の毒です)

ユーもソーリー?

笑わん殿下 やっぱり笑わん

 

 

さくら【桜】
①  バラ科サクラ属の落葉高木または低木。日本の国花
②  馬肉の俗称 
③  「桜色」の略 
 露店などで、客の買い気をそそるため、客のふりをして買い物をする売り手仲間
⑤  「桜襲(がさね)」の略
⑥  家紋の一つ
[句項目] 桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿

 三省堂「大辞林 第三版」より抜粋

 



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