【名人とはどういうものかの巻】
■安土桃山時代(織豊時代)は、
「名物」が流行語だったそうだ。
■応仁の乱から百年余りの内戦「戦国時代」が、
ようやく終わりを告げ、
民心に明るさが戻ってきた頃である。
■「名人」は、「名物」から派生した言葉である。
織田信長が、碁の師匠「本因坊算砂」の技量に感嘆し、思わず発したーー。
さて、その名人とは、どういうものか?
名人たちに訊ねる。
堅き本命を取り、
不確かなる本命を避け、
確かなる穴を取る、
これ名人の域なれども、
容易に達しがたし。
文壇の大御所 菊池寛
不運が続くと思ったら、
虚心になって変化を目指せ。
不運を幸運に変える要諦は、
これしかない。
将棋の十五世名人 大山康晴
わずか361路の限りある盤上であるが、
その意味するところ、
行先には無限の広がりがある。
碁を分かったと思ってはいけない。
分かるはずはないのだ。
囲碁の名誉棋聖 藤沢秀行
▼名人軍団の、とある一日
笑えない戯唄
「喉元過ぎれば」 別名「どこ吹く風」
♪ もしかして もしかして
清濁併せ呑む(心の広い人)って
わたし大政治家のことかしら
今を時めくサクラ軍団
ずらり ワンチームで官邸へ
桜ソ~リに ご対面~
桜つながり 皮肉なワンシーン
悪いジョークに笑えない……
アイム・ソー・ソーリー(お気の毒です)
ユーもソーリー?
笑わん殿下 やっぱり笑わん
さくら【桜】
① バラ科サクラ属の落葉高木または低木。日本の国花
② 馬肉の俗称
③ 「桜色」の略
④ 露店などで、客の買い気をそそるため、客のふりをして買い物をする売り手仲間
⑤ 「桜襲(がさね)」の略
⑥ 家紋の一つ
[句項目] 桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿
三省堂「大辞林 第三版」より抜粋