囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

京都手帖 8年振り

2020年12月06日 | ●○●○雑観の森

 


迷った末、「2021年」の手帳は これ!

 ~ 路地歩きヲタクのうだうだモノがたり

 ~ 「いつも京都がそばにある。」 の巻】

 

「紙の手帳」派である。

書き留めるべき事柄が少なくなった。

それでも「紙」でなくてはいけない。

直接書くだけでなく、メモ魔ゆえ 切り張りも多い。

毎年秋口もなると、女性の財布の如く膨らんでいる。

一覧性に優れ、データが消えることもない。

安心安全に“情報管理”できる有難さ。

 

昨今の諸事情が影響して

会社支給の手帳は「2020年」分が最後となり、

「2021年」分から自分で調達するしかなくなった。

これも前例踏襲主義が破壊されるご時勢ならでは。

巻末の関連業界連絡先一覧も不要となってきたし、

「この際、ま、いいか」という気分だ。

 

書店には、数えきれないほど平積みされているが

どれも一長一短で、「これだ!」といえるモノがない。

使い続けた黒革のカバーには申し訳ないが、

このごろ定番の「京都手帖」にすることにした。

 

厚手のビニールカバーに大きなポケットが表裏に二つ、

お気に入りの水性ペンもホルダーにぴったり収まる。

版元は中京区、挿画は下京区の会社で、

紙は苫小牧の港から積み出されたものかな。

8年前のモノと比べ、版元の住所・発行者が変わり

写真・コラムの担当者の入れ替わりもある。

紙質やロゴなど細部に検討を加えてきたようだ。

編集会議の風景が想像の中で膨らんでゆく。

どうせ遊びに軸足が置かれているなら

来年はこの手帳で、と思うことにした。

 

行事予定をネットで調べることが増えたが

ひと目で分かるのが、やっぱり紙ならでは。

巻末の社寺や文化施設のデータがよろしい。

木版画を配した内外デザインも愉しく、

ちょっとした読み物もあって

電車のなかでも退屈しないだろう。

足の向くまま気の向くままの京都路地歩き。

“もう一冊のガイドブック”として重宝しそうである。

 

 

 

 



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