囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

わたしって何? いま府民?市民?

2020年12月05日 | 雑観の森/心・幸福・人生

 


何が終わり、何が始まっているのか

 ~ ♪ 思えば遠くにきたもんだ

 ~ 青臭さがなくなったら 終わりだな の巻】

 

 

キーボードを叩く指を止めて、ふと考えた。

住んで、働いて、納税してきたから

都民、道民、府民、県民だったのだが、

同時に市民、町民でもあった。

(村民はなし ~ 近ごろ危うく“西の都民”になりそこねた?!)

いずれにしても生まれてこのかた

地球上の某地点の「国民」であり続けている。

義務は果たした? 権利は行使した? 自由は?

 

学校にも会社にも番号・記号を割り振られ

今では国からも“背番号”を付けられた。

 

土の地面も空き地も見えなくなり

コンクリートや樹脂に囲まれる生活。

 

全部コンピューターで管理されている。

アナログ人間に まとわりつくデジタル。

 

デラシネの異邦人で漂流民であるが、

十年余りは今の場所で寝起きしている。

でも同じところをぐるぐる回っている気がする。

新しいとされるモノに既視感が漂っている。

政治も経済もごまかされていると感じる。

<人間、感動がなくなったら終わりだな>

感動している時だけが分裂していないのだから。

もう少しばかり、世の愉快と不快を見つめよう。

「地球民」「宇宙民」の心持ちで……。

(漂流男、年明け数えで65)

 

 

 



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