囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

ワクチン接種/72時間

2021年06月21日 | ●○●○雑観の森

 

「COVID-19 ワクチン モデルナ筋注」を受けて の巻】

 


ちくっ

やってもらってから

72時間が過ぎようとしている。

 

体調は元通りになったかといえば

9割方まで戻った、といえようか。

肩から首あたりの神経が

時折ピリッとする違和感が残っている。

昨夜は午後8時前に寝て

またまた未明に目が覚めた。

すっきり、ではないが、

徐々にいつもの体調に近くなっている。

 

「いつもの体調」といっても

いつもどこかに違和感があるから

これは正確に言い表しているといえようか。

喉元過ぎれば熱さを忘れるとは

その通りで、これでなくては

人間は生きていけないのだろう。

 

子供の頃は虚弱体質で

よく熱を出しては年数回

一日中ふとんの中で過ごした。

一度寝込むと1週間ほどかかる。

ボーっと天井を見つめる生活の辛さ。

だが次第に慣れ、想像を巡らすという

一人遊びがクセになっていった。

 

父の転勤により、小4で田舎暮らしになり

体質が変わったようで、気が付いたら

半世紀も生きてしまった。

 

思い返しても

いつどこでどう切り抜けたのかは分からない。

「周囲の助け」と「運」が9割だったろう。

 

駆け出しの頃に教示くださった

物書きの大先輩の言葉を

胸に刻んでやってきた。

わたし「ライターにとって最も大事なことは何でしょうか?」

大先輩「透徹した歴史観」

 

 

          ◇

 

 

百年前のスペイン風邪について、再び――。

 

志賀直哉の短編「流行感冒」(大正8年)は

我孫子に住んでいた作者が

幼女の発病をおそれて

こっそり芝居見物に行った

子守りの女中をとがめる話。

作者の態度は病的なほど神経質だが

皮肉なことに

作者自身が風邪に罹ってしまうのである。

 

 

 

 

▲賢い人事・総務担当者のいる企業は幸いである

 

▲接種直後は平穏だったのだが……

(ライン画面は6月18日夕、妻に送った お気楽報告)

▲6月21日(月)朝の体温は平熱に戻っていた。

ああ、めでたし、めでたし。

 

 

 

     ✕   ✕   ✕

 

 

 

小人が過(あやま)つときは

必ず文(かざ)る (論語)

「文」というのは

模様、色どり、外面の飾り、のこと

孔子の弟子・子夏(しか)の言葉

「二流、三流の人物は過ちを犯すと、必ず、

とりつくろうことばかり考えるものである」

人間というものは

我が身、我が足元が最も昏いのである

 

 

 

 



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