2016年8月の誕生日の翌月
還暦になったのを機に
地域の囲碁同好会に入会した
〝週一で碁を楽む習慣〟が
これで確立できたのである
当初は、
土曜日が近づくのが楽しみで
当日朝はワクワク感でいっぱい
「月~金は仕事、土日は趣味」と
生活のリズムがはっきりし
〝時間割〟に満足していた――
その間、いろいろな出来事があり
今は例会参加意欲が減退基調である
ワクワクしていた気持ちがなくなり
むしろ、ちょっとした負担を感じる
根本問題は、
碁会の棋力水準の低下である
わたしより強い人の多くが
姿を消してしまったことで
対局相手がすぐに見つからない
以前、八段のセンセイ役(故人)が
ひとり棋譜並べをしていた姿を見て
痛々しい気持ちになったことがある
「例会に行き、対局できない」のは
どんなに寂しいことか
級位・初二段の頃には
思ってもみなかったことが
現実になりつつある
代表世話人を降りて半年
個人の力で出来ることに
限界があることを痛感している