【松村 修プロの場合 ~ 白の弱石を上から ふんわり攻めて 模様を広げる の巻】
■ 7の十三
黒の一手は、白も打ちたかった絶好点。
白は仕方がなく、
黒の左上からアタマを出すのですが
黒は上に押していけば、
自然と下辺からの黒模様が雄大になっていきます。
白はダメ場を逃げるだけ。
黒番でもし、
白石の数の多い「右辺」や
「左側上辺」に目がいくようなら、
序盤の感覚を一から磨かねばならないようです。
6の十 攻めの方向が逆で、模様が消える
16の十七 ものが小さく、不急
8の六 狙いがない
15の十三 手抜かれ、白に7の十三に打たれる
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またまたメル友に解答を募りました。
本日夕までの返信文を掲載します。
(返信の到着順に並べています)
今回は、
碁盤全体を俯瞰した着点か
一定地域を意識した着点か
で見解が分かれたようです。
【上級 Aさん】
おはようございます
白の頭を押さえる
9-六では?
【級位 Bさん】
今回着点は「9-六」では。
二立三析で天元とつながり中央を厚くして、右辺に圧力をかける。
【高段 Cさん】
①着点 7-十四のケイマ(6-十四の1間飛び、7-十三の大ゲイマも有りそうですが)
②理由 左辺の白に圧力を加え、自分の模様を拡大する
【高段 Dさん】
今日の問題に応募します。
「2十五とサガり、白からの左下隅浸入阻止と白3子への圧迫を計る。」
【高段Eさん】
こんばんは。賞金のないクイズの回答
3の十一コスミ。ここしかないですね。
左下の白3子に対して、どのように攻めるかがポイント。
下から攻めるか上から攻めるかが迷う所ですが、下から根拠を脅かす方が後の楽しみが有るのかなぁ。
白は押さえるか飛び出すかのどちらかですが、
・白が3の十二に押さえれば、黒は7の十三に大桂馬に打ち大模様を広げながら追及する。
・白が7の十四に飛び出せば、黒も自然に8の十六に一間飛びで囲いながら次の攻めを狙う。
◇
【有段 漂流男】
①着点=「16の四」のトビツケ
②理由=形勢リードのうちに白の権利になりそうな右辺で様子見
白の受け方次第で、次の着点を決めたい
下をハネてくれば、手抜きして左辺の白3子を攻める
上からオサエられたら、左辺の白の権利地を荒らす
手抜きされたら、5線中央に立つか、白石の左にハネて押えるか
下辺から中央を黒模様できればいいが……
第一感は7の十三だが、その前に一仕事を!
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