【田辺巌人プロの場合 ~ 中央に、ふんわりと進出 の巻】
■黒は5の十三
コスミでアタマを出す
左辺と下辺の白の薄味を狙うのがでかい
逆に白から封鎖されると左下隅の黒が苦しくなる(プロの見解要旨)
◇
右上は、互いに弱い石がないので、小さい
右下は、定石で一段落しており、急がない
左上は、形が決まっていて、まだ着手不要
生き形になっている場所から
“最も遠い場所”が焦点となるのでしょう
ツケたりせず、相手を固めないで、分断していく
これが、攻防のコツのようです (漂流男の感想)
またまたメル友に解答を募りました。
本日夕までの返信文を掲載します。
(返信の到着順に並べています)
それにしても、今回さらに
興味深い結果となりました。
【級位 Aさん】
暇を持て余しているAです
今回も乗せられて回答します(笑)
(でも、楽しんでいますよ!!)
着点は 10の十四 ではないでしょうか。
その点に白が着手されると、下辺が大きくなり、
天元が有効活用しなさそうです。
【高段 Bさん】
①着点(10-十四) 下辺星からの1間飛び
②理由(5ー十三)コスミ出し と迷いましたが
「天元黒石との連携が図れることや白(5ー十三)に封鎖されても出切りで戦えそう」
と判断しました。
【高段 Cさん】
5の十三にコスミ出し。絶対の一手です。
欲を言えば、5の十七にコスミつけて、白が6の十八と下がりで聞いてくれたら、7の十六と覗きを一本利かせて、5の十三にコスミ出せれば良いですが、、。そうは問屋が卸さないでしょうね。すかさず5の十三に掛けて来ると思います。掛けられると白に制空権を奪われてしまいそうです。
【上級 Dさん】
黒 10-十四の1間飛では?
左隅少し薄いですが・・・
◇
【有段 漂流男】
「9の十五」のコスミ(いわゆるヘボコスミ)
左辺黒2子が気になるが、下辺の黒一子の処理を優先したい
第一感は10の十四の一間トビ。天元とのつながりができるが
下辺がスース―しているかな、と思ってやめた
8の十六の1間ヒラキも、同じ意味でボツ
下辺右下の白3子攻めはムリだが、左右を割いて中央に出て
下辺左の白2子を重くして攻めたい
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高段者には優しすぎたかもしれませんが
①自分がプロと対局したら、ここに打つ
②自分が初二段に置かせて、ここに打たれると困る
という風に考えて
これからも解答を寄せていただきたいです
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