【エイプリルフールの朝刊を読んで】
第三次世界大戦後の世界を描く
仮想現実作品「Vフォー・ヴェンデッタ」を
アマゾンプライムで観ました
ナタリー・ポートマン、いいですね
総合芸術といわれて久しい映画は
社会の実相をそれなりに表現しています
ナチやネオナチをテーマにした欧米作品は
昔からひとつの潮流となっていますが
このところ増えているように感じます
◇
第二次世界大戦前夜の頃のおはなし
新聞は「朝刊8㌻、夕刊4㌻」でしたが
やがて「朝刊4㌻、夕刊2㌻」になります
物資不足とされていますが
理由はいろいろあります
不要不急情報の囲碁欄も
当然のこと、縮小されました
戦火が広がり、夕刊がなくなり
朝刊2ページの裏表だけの
つまりペラペラ時代になります
囲碁欄などは
「虫眼鏡で見なければならないほど」
小さくなってゆきます
文化など、得てして後回しです
時は流れ、メディアを巡る状況は様変わりし
今回は三大棋戦の胴元たる主要新聞が
そろって扱いを小さくしたことに
ちょっと違和感を強くしています
何が終わり、何が始まるのでしょうか
▲4月1日の囲碁欄(右側)が前日より小さくなった。将棋欄も同様
〝三大棋戦そろって縮小〟というのが、気になるところ――