囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

うそクラブ劇場

2019年06月16日 | ●○●○雑観の森
 
うそ【嘘】   有利な立場に立ったり、話を面白くしたりするために、事実に反する(かどうか分からない)ことをあたかも事実であるかのように言うこと。また、その言葉(新明解国語辞典第7版)
 

【 ~寓話アラカルト~ その原資は国民1人当たり250円ですぞ→自民178億円/国民民主54億円/立憲32億円 の巻】


■昭和22年、戦後の食糧難の頃。
 
■最先端のモダニズム詩人、春山行夫による寸鉄ラプソディー(狂想詩)。
 
この頃の日本は、政府でも一般国民でも、毎日公開のうそクラブをやってゐると言へば言へないこともない


         ◇

 
■どこかの国のうそクラブ
私は生まれてから一度もうそをついたことがありません
と言って「一等賞」を取った男があるそうである。
 
■「一等賞をとれるのはどんなうそでしょうか」との問いあり。
ラジオで活躍する元祖マルチタレント徳川夢声の答えもまた秀逸。
私はヤミの物を買つたことがありません
 
■職務忠実ならんとした裁判官が、
ヤミ米を拒否して配給食糧のみを食べ続けて栄養失調で餓死したのは、
この年だった。
 
■列島に衝撃が走り、賛否が渦巻く。
国内外から「称賛の声」が上がる一方で、
首相夫人は「工夫が足りない」とバッサリ。
「馬鹿正直」「病的」「変質者」の声すらあった。
 
■誰もが疑問を持っていることを、
「率直に語る」か、
「今は黙っておけ」か。
 
■翻って、現代おなじみの「公僕による公僕のためのうそクラブ劇場」。
ずらり並んだ主演・助演の大根役者たち。
君らにカネ(年金原資および政治資金の政党交付金)の使い方を任せているにせよ、
元はといえば、わたしたちの幸福のためのカネ。
 
■時代劇「水戸黄門」でもあるまいに。
ヒトのカネで飲み食い散財する「悪代官」もいる。
ひょっとこ口で、べらんめい。
大見え切って、サル芝居。
「おぬしもワルよのう」
 
■劇場再開は、週明けか。
観客不在の、ひと芝居。
愚かな喜劇も終わり、オチもなしか?
すべてはカネの呪縛か?
 
■「お役目ご苦労でござった」と褒めて遣わすことなど、
夢のまた夢――。
 
 
▲チャリン、チャリンと、血税入る。
こりゃ、こたえられませんな。
 
 
▲口は災いの門、詭弁は亡国マジック。
なお現行法では「反社会的組織」の構成員ではありません。
念のため。
 


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