囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

杓子定規といわれたら本意ではない

2023年09月23日 | ●○●○雑観の森

 

【素人碁の反則(待った・打ち直し)について】

 

このところ

繰り返し投稿してきた「打ち直し」について

細かいことを云い出すとキリがないが

現実にはケースバイケースだと思っている

 

わたしが赦せないのは

「棋力同等」「棋力上位者」

ヤラカス場合である

 

会に入会した時点(2016年)で

わたしは「三段」と認定された

初めての大会で、相手は「四段」

彼は三回ほど「打ち直し反則」を

やらかした

 

さらに負けた腹いせに

「考える時間が長すぎる」

と文句を言う始末である

彼の方が長考だった、と思う

四段とはこんなものか

 

年下しかも新参者だから

与しやすしと思ったようである

この手の理不尽に慣れているが

こうも露骨ではヘキヘキする

 

もうひとりの相手は

当時「五段」だった

序盤から猛攻を受けて

守勢一方で劣勢のわたしは

渾身の勝負手を放った

相手は受け間違った

だが、次の瞬間

「あ、これは」

といって打ち直したのだ

 

最初に打った手が見損じだが

打ち直した手が上手い受け

勝負手は空振りに終わった

反則を指摘したが、取り合わない

これも年下・新参者の悲しさ

これ以上、何も言えなかった

 

二度目はトラウマになり

「いつか反則を同好会から一掃する」

と決意するようになった

二人は会の役員あるいは経験者である

この点も見過ごすワケにいかない

示しが付かないどころの話ではなく

積極的に許容しているのではないか

とさえ思える、とは云い過ぎだろうか

 

一方、わたしが

下位者と対局した場合は

「ま、いいか」と思い

「見逃す」ことが

ほとんどである

指摘して逆ギレされても

あとが面倒臭いだけだ

 

ただし

〝お弟子さん〟の級位者には

「エセ有段者のマネはいけません」

と口を酸っぱくして言い続けている

彼らは、絶対に反則をしない

この一点だけで、前途有望である

早く初段にして差し上げたいものだ(笑)

 

 

 

 



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