囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

〝一碁一会〟のススメ

2023年09月22日 | ●○●○雑観の森

 

【正しく美しく碁が打てるようになりたい】

 

「一期一会(いちごいちえ)」は

茶道由来の有名な言葉だが

橋本宇太郎や藤沢秀行ら

往年の名棋士もまた

座右の銘としてきた

 

標題の「一碁一会」は

棋士と記者の二刀流・一力遼が

執筆するコラムのタイトルである

 

「一期」は仏教用語で

人が生まれてから死ぬまでの間の意

一局の碁の道程も長く

マラソン競争ようの人生にたとえられる

 

相手に勝つことだけが

勝負の世界の全てではない

一局一局を大切にし

正しく美しく打てるよう

研鑽を積んでいきたい

 

     ◇

 

「一局打てば打ち解ける」

 

碁の魅力は、これに尽きる

と、わたしは思う

十年弱、碁盤を囲んだのは

二百人か、三百人だったか

何局も打った人もいれば

1局だけの人もいる

また打ちたい人もいれば

二度と打ちたくない人もいる

さて、相手にとって

わたしはどっちだったか

 

他人をやかましく批判するのは

翻って自己矯正に役立つ

ブログネタにするのは

忌み嫌うべき行為であって

自らの内省の材料とするためだ

個々人を説得しようなどと

おこがましいことを望んじゃいない

ただそれだけである

 

 

 

 

 



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