白石と白石の間が「5間」あります
黒は左右の隅にシマリを打っていますから
一定の強度を確保しています
二つの白石を分断しましょう
序盤はラインのつながりを断つのが
攻めの常套手段です
白はサバキに苦心します
高く打ち込んでみましょう
中心点を占め、二間の位置にあり
中央への出口も確保しています
封鎖される心配はありません
逆に、ここに白石を打たれたら
〝富士山〟になってしまいますので
息の長い碁になってしまいます
石数の多いところでは
相手を脅かしながら攻めて
得をするようにしましょう
ふんわり打って
それでも対応が甘ければ
まとめて取れてしまうことがあります
難解定石を覚えるばかりが能ではありません
碁盤全体を見て、攻めていく要領を覚えましょう
相手陣に制限を加えつつ、自陣が大きくなるよう
図柄をデザインするのは気分が良いものです
一番悪いのは、
数の少ない白石にツケて
強くさせてしまうことです
級位者ほど難しい手を選びがちです
このあたりを雑に打っていると
なかなか初段にはなれません