囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

初二段の悪いクセ2

2023年09月20日 | ●○●○雑観の森

 

【親睦碁会のタブーを斬る】

 

意外に思われるかもしれないが

地元のいくつかの公民館碁会で

所作・マナーが悪いのは

一部の有段者である

これは当地だけの問題ではない

 

特に三段前後がいけない

負けたと思ったらいきなり

石を一方的に崩す人がいる

相手には不快行為の筆頭だ

 

こんな非常識は論外としても

待った・打ち直しの「ハガシ癖」

碁笥に手を突っ込んで「石ジャラ」

なども、多くはこの階層である

悪癖はまん延するためだろうか

 

「そんなことを云うのはお前だけ」

と逆ギレされたことがあるが、

こうなればもう二の句は継げぬ

逆切れは二度、三度あり

トラウマになっている

ただし、何人かの碁友(高段者)に訊いても

誰もが「三段前後(が問題)」と答えている

 

そういえば

プロの世界も、昭和の頃は

行儀がよろしくなかった

見苦しいほどのボヤキや

扇子をバタバタやるなど

みっともない光景が

ブラウン管画面で

大写しされていた

 

いまトッププロの多くは

平成生まれの若手である

口三味線を引いたり

石を力任せに打ち付けたり

自分勝手な奇行癖を押し通したり

は皆無といっていい

おおむね行儀がよい

 

「有段者はどうあるべきか」

を問い直すことさえしない昨今

つける薬はなさそうである

君子のたしなみと云われたのは

はるか遠いむかしである

ついに末法・迷宮の世界に入ったか

 

 

 

 

 

▲一度ついた悪いクセは簡単に直らない

公民館碁は大人の社交の場であり

表立っては誰も非難しないからである

本人の知らない所で陰口を言われているだけだ

 

 

 

 

 



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