前回投稿「プロの直覚/8子局の正解」の関連記事です
【 「ら・マンタの男」からのメール ~ 「漂流男」の返信 の巻】
このところ置き碁・置かせ碁をテーマとして
「問題→正解」の出稿サイクルを続けました。
やっていくうちに、面白い現象が次々と起きました。
その一つ――。
しばらくは
「前日夜か当日早朝に出題→当日正午前に解答締め切り→正解を公開」
という流れでやっていました。
最終回はいたずらゴコロから(スミマセン)
「前日夕方に出題→当日朝6時半締め切り→正解を公開」
と変更してみました。
すると、どうでしょう。
常連解答者から次の通りのメールがあり、
わたしも「そのココロ」を返信しました。
(一部手直しと割愛ズミ)
【「ら・マンタの男」さんから漂流男へのメール】
昨日は、いろいろとご指導有難うございました。
今回の問題は今(19日朝8時50分)PCで確認しました。
私の日常パターンは21時就寝、5時起床ですが、メールチェックは
大体 朝8時頃です。今回も昼11時締切と思っていまして、突然の朝7時には
対応できませんでした。
私は「13の六」くらいにしか思いつきませんでした。
正解とはかけ離れていました。
<ら・マンタの男>
【漂流男から「ら・マンタの男」さんへの返信メール】
きまぐれブログ管理人です。
解答ありがとうございます。
ブログに追加して、書き替えました。
ご確認ください。
◇
(以前にブログで書いたかもしれません)
わたしの勝手な考えですが、
「『規則正しい生活がよろしい』
という常識を破壊する」というのも
「きまぐれコラムのコンセプト」の一つです。スミマセン。
どういうことかと申しますと、
「規則正しい」というルールを
いったん作り守り続けると
「頭が固くなる」のです。
囲碁も同じです。
一つの手にこだわりすぎると
芸事の世界では「息が詰まる」
としたものです。
例えば、初級者がツケノビ定石を覚えると
どんな局面でもそれを使ってしまいます。
しかし碁形によっては、よい手にも、悪い手にもなります。
これを全体最適化するのが、碁の妙味です。
「手を絶対視して教えない」「自分で学び、覚えるべし」
というのはそういう主意です。
爆弾は、人殺しにも、解体業務にも、
どちらにも使えるのと同じ発想です。
今回は失礼しました。
当ブログ、ぼちぼちお付き合いださい。
<きまぐれブログ管理人の漂流男>