暗譜のこと

2015-02-14 21:05:00 | 音楽
前回のレッスンの帰り際、先生から
「どうですか、暗譜できそうですか」
とのお言葉。 

そうそう、発表会で弾くんだし。
暗譜のことは頭にあったが、曲をものにする方向ばかり向いていて、
暗譜対策はまだ何もしていなかった。
そろそろ発表会のために弾く態勢を整えないとなあ。

早速自宅で、ブルッフの1楽章を暗譜で弾いてみた。
苦手な部分は仕方ないが、スローテンポの意外なところで詰まる。
同じようなメロディーを、異なったフィンガリングで弾くところとか。
まだ自分の中に浸透していないんだな。

苦手なところが弾けなくても、自分で認識しているから次のフレーズに
流していけるが、意外なところで詰まると、慌ててしまい弾き直そうと
したりする。
これを本番でやると当然、伴奏のピアノと合わずグチャグチョになる。
そんな状況を想像しただけでドキドキするわ。
まだまだいろんな課題があるなあ。



にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村

人気ブログランキングへ

レッスン日記16 奥深くて先が見えない

2015-02-10 22:11:38 | レッスン
今日はレッスンだった。

スケール
分散和音のみ復習。それ以外は次の調へ進めた。
最近、分散和音苦手。

クロイツェル41番
新たに譜読みした数段のみ弾く。
先生は、音程が取れたら音楽的なこともと見本を弾いてくださった。
あ、こんなにステキな曲なのね…。
気長にやるしかないなという感じ。

ブルッフ
出だしからワンフレーズごとに様々な指示が。
音程とか技術的なことはもちろん、今日はもっと表現のこととか、楽器の
鳴らし方とか、フレージングの細かいところとか。
1日に何時間練習しようと気づかないorできたと思ってることが山盛り。
あまりの課題の多さに、1ページ分で時間切れ。

先生のおっしゃるように弾いてみたら、やはりいい音が出たり、腑に落ちて
音楽が見えてきたりする。
山盛りの改善点も修得できると思って言ってくださっていると信じたい。

それからレッスンの最後に、「全体にサササーッといきすぎです」と。
もっと歌って表現しましょう、というような。
私としては、かつてないくらい歌い上げ、表現しているつもりでいた。
まだ全然足りないらしい。
そうか。そうなのか。

ここへきて先生の指示がどんどん高度になってきているような気がする。
1つ1つクリアしていって、曲の中に組み込んで表現できるだろうか。
まだまだ練習が足りない。
本当に奥深くて先が見えないなあ。


よかったらポチッとしてください。
にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村

人気ブログランキングへ

気のせいか

2015-02-08 22:07:45 | 音楽
ここひと月くらいだろうか、バイオリンのケースを開けて楽器を見ると、
「なんだか精悍な感じがするなあ」と思う。
キリッとしているというか、ピリッとしているというか。
楽器そのものから、なんとなく静謐な緊張感みたいなものを感じる、
……ような気がする。

人生の半分以上付き合ってきた楽器だが、特に呼び名などはなく。
ものすごく丁寧に取り扱ってきたわけでもなく。
6年ほど何の配慮もない環境で休眠させ、カビが生えなくてよかった、
くらいの感じだったのに。

楽器は楽器。
どう見えるかなんて自分の気持ち次第なんだろうけど。
いつまでもうまく弾けず、いい音が出せず申し訳ないと思う。
でも、清濁併せて受け入れてくれているような感じがする。
自分がそう思いたいだけだろうか。


よかったらポチッとしてください。
にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村

人気ブログランキングへ

無心で

2015-02-05 22:10:51 | 音楽
気持ちはずっとモヤモヤしているが考えたところでどうしようもない。
弾かなければ上達どころか下手になる一方なので弾く。

でも久しぶりに「弾きたくない」と思った。
楽器を出したり、調弦したりが面倒だからじゃなくて、ただ単に
私が下手で練習しても上手にならないから弾きたくないな、と。

それでも弾かないという選択肢を選べず。
(今よりもっと下手になるのが嫌で悔しいから)
無心で弾くことにした。
音程が悪くても、合うまで無心で練習。
高速アルペジオができなくても、できるように無心で練習。
無心で歌い上げ、無心で重音練習。

成果のほどは先生の前で弾いてみないとわからない。
でも、いちいちイライラしたり激高するよりは、いくらか平和。
しかし、そんなに楽しい練習法でもない。

それから、感情を押し殺した反動か、物にあたった。
スケールの教本が何度押しても譜面台から浮いてくることに
腹を立てて、逆折りにして捻りあげてしまった。
少し破れたよ。でも大丈夫。
もうしばらく無心で弾いてみる。


よかったらポチッとしてください。
にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村

人気ブログランキングへ



レッスン日記15 わかっていたけれど

2015-02-03 23:13:41 | レッスン
今日はレッスンだった。

スケールは3オクターブとオクターブ重音のみ合格で、その他はもう一度。
久しぶりに分散和音も復習になった。

クロイツェル:41番
私には手も足も出ないように感じる難しさ。
練習していて割と本気で「これは無理だ」と感じた。
弾く前に先生に「とても難しくて何だか大変なことに…」みたいなことを
申告してから弾いた。
全体にフヌーッとかグワッ、みたいな気持ちで弾く。
あまりの音程の取れなさに、所々先生がピアノで支援してくださる。
4段くらいしか見てこられなかったが、先生は、
「ゆっくりでいいです。音程が取れたら音楽的なこともみていきましょう。
勉強になりますよ」と。
私は単純に「打ち切りにならなかった」という気持ち。
あまりの出来に、後へ回すことになるかなと思っていた。
でも先生が続けて見てくださると。
なんていうか「嬉し辛い」感じ。……頑張るけどね。

ブルッフ
最初から通して弾く。
終わりまで聞いて先生は「ふむ」みたいな感じ。

私がどう練習しようが、どうしても弾けないフレーズ。
先生が、こんなふうにと、シャシャシャッと見本。
えっ、そんな簡単な感じで弾けるんですか???

一生懸命練習して、なんとか形になったと思っていたフレーズ。
拍にはまっていないですと言われ、先生が高速ボウイングで。
「!!!!」
思わず「それ、どうやるんですか?」と聞いてしまった。
(連続する2つのスラーを少しの弓で高速に返すみたいなこと)
その他、音程、フレージング、重音、などなど果てしない課題。

今日のレッスンで私は絶望みたいなものを感じた。
圧倒的なもの。圧倒的な差。
私がいくら練習しても、到底先生のレベルまでたどり着けない
という確かな実感。

当たり前で、いまさらだ。
最初からわかっていたはずで。
じゃあ、なんで私は弾くのかなとか。
今、真剣に弾いているからそう思うんだろう。
悔しいなあ。そして悲しいなあ。

私は結構へこんでいて、夫にそんな話をしたら、
「先生は今のきみの先に、自分のように弾けるイメージを
持って指導しているんじゃないの」
みたいなことを言われた。
そうなのかな。
バイオリンを続けていくなら希望を捨ててはいけないなあ。
とにかく練習するしかない。


よかったらポチッとしてください。
にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村

人気ブログランキングへ