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以前から、面白い連載がある、と聞き及んでいたものが、刊行された。
図書館で見つけ、速攻借りて、一気に読ませてもらった。
感想は「面白いって?」「何言ってんだい、読めば分かるよ」
って感じになります。
出来すぎなストーリーではあるのですが、忠実に山の厳しさを感じます。
読み進むごとに、座右の銘にもなりそうな文言に引き込まれます。
「他のスポーツと登山の違うところは・・・」
とか、ちょっとしびれてしまいます。
多分、本書にあるような登山はしないまま一生を過ごすと思うのですが、
山への想う気持ちというところは、感じられたように思います。
山好きな方にも、そうでない方にも、お薦めできる一冊です。
津山市立図書館で貸し出ししています。
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「還るべき場所」笹本稜平著
文藝春秋 2008年6月13日刊
1943円(税込)
私も図書館で・・・
要チェックにしてください。
昼の休憩時間だけで読みきりました。
装丁はしっかりしているので、読み応えかな、と思ってましたが、どちらかというと、すっきり読めます。
後味も悪くない。
少しして、もう一度読みたい本に加わりました。