2024年8月28日、水曜日。
嵐の前の静けさでしょうか、、、
今日の東京は不気味な程に穏やかな一日でした。
日本列島全域に台風10号による甚大な影響が懸念されます。
いずれ関東にも到達するでしょうが、先ずは明日にも直撃を受ける九州、西日本エリアでの被害が最小限に止まりますことをお祈りしております。
西にお住いのブロ友の皆さま、どうぞご安全にお過ごし下さい。 m(._.)m
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#山の記憶
日曜日の奥多摩で見掛けた花々です。
思えば、こうして花の記事をUPするのは久し振りの事でして、、、
夏の猛暑が峠を越えて、野路に咲く花が少しづつ増えてきた証拠ですね。☺️
処暑に咲く花
栗のイガが目立つようになりました。
キバナコスモス
良く見掛ける花よりも鮮やかな黄色です。
レモンブライトという品種だそうです。
マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)
ガガイモ(蘿藦)
ボタンヅルとセンニンソウ
花が似ていますが、葉の形で簡単に見分けることができます。
ボタンヅル(牡丹蔓)
言われて見れば、、、
切れ込みのある葉の形が牡丹の葉に似ています
センニンソウ(仙人草)
葉が丸みを帯びていて、ボタンヅルとは明らかに異なります。
因みに、
どちらもキンポウゲ科の有毒植物です!
こちらも花の雰囲気は似ていますね。
クサギ(臭木)
シソ科の落葉低木です。
オニドコロ(鬼野老)
ミヤマイラクサ
細かい棘があって、触れるとピリピリと傷みます。
御岳沢を辿って稜線に上がりました。
御岳奥ノ院、男具那の峰
まるで紅葉の様に見える赤茶色のナラ枯れが年々拡大しています。
武蔵御嶽神社の参道
御岳山上集落の花々
駒鳥売店さんのキレンゲショウマを見せて頂きました。
神代ケヤキとキレンゲショウマの株
今年は雨が多くて花付きも良いとの事でした。
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)
「らんまん」で一躍有名になりましたね。
学名は「Kirengeshoma palmata Yatabe」
矢田部良吉(らんまんの田邉教授)の名前が冠されています。
因みに、レンゲショウマはキンポウゲ科、黄レンゲショウマはアジサイ科で、全くの別種だそうです。🙄
シュウカイドウ(秋海棠)
ゲンノショウコ(現の証拠)
トリカブト(鳥兜)
そして、
お目当てのレンゲショウマ自生地へ、、、
御岳ケーブルカー山上駅のすぐ近く、
富士峰園地の一角が日本最大の自生地として知られています。
レンゲショウマ(蓮華升麻)
咲き始めるのは小暑の頃。
処暑でピークを迎え、白露には咲き終わる可憐な山野草です。
日本特産の1属1種の花で、花言葉は「伝統美」です。
森のランプ、森の妖精の異名に納得です。
この花を見ると、夏の終わりを感じます。
富士峰園地にもじわじわとナラ枯れの被害が広がっています。。。
この貴重な自生地がいつまでも守られていく事を願ってやみません。
本日もご訪問頂きまして有難うございました。
(追記)
前号の記事で、あきる野市の「旧小宮小学校」は「NHKの中学生日記」の撮影舞台だったと書きましたが、正しくは「TBSの中学聖日記」の舞台でした。 勘違いしてスミマセン。