超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

徒然俳句・林檎パイ

2025-03-03 00:03:14 | 自作俳句
軽装で日向を歩き風光る
若見えのデニムコートで枝垂れ梅
春の窓中身はみ出す林檎パイ

デザインががらりと変わる春の本
字のサイズ文字間も変え春気分
この歳で絵心春の嵐かな

寝不足も昼の春眠力充つ
人生の頁変わりて山笑う
ブランコの揺れる速さや春花壇

林檎パイ口に広がる春甘し
若人の春の帽子や羨まし
棒術も恙無きかな春休み
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徒然俳句・牧開き

2025-03-02 00:03:03 | 自作俳句
それぞれの好み壮観 春ブログ
菜の花が溢れんばかり咲いている
梅の花今が盛りと薫り立つ

春眠も朝まで持たず三月初
AIにまだ負けられぬ春の筆
ヴァントやらカイルベルトで春起きる

連日のパソコン操作春細る
絵心がこの歳でまた芽吹き出し
下手な絵に笑みが零れる春のペン

産院の河津桜や春祝う
牧開き乗馬倶楽部も動き出し
人と会う機会も増えて春ぬくし


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徒然俳句・春日向

2025-03-01 00:03:11 | 自作俳句
丸太窓植物標本春の花
福住の焙煎珈琲年度末
森場丘珈琲店の春写真

キーを打つ若隠居にも春日向
春曙光お陰で書けるニーチェかな
パソコンは珍紛漢や春の風

直接に文章を出す春斜面
早朝のブルックナーで春起きる

棒術に目覚め始めて春の風
春学期今年は如何にする所存
春暖房仕舞わずにまだ待つ気温
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徒然俳句・季節の環

2025-02-28 00:03:48 | 自作俳句
春会いし笑顔懐かし年度末
春の環がまた巡り来て懐かしく
着る服がまた春色になり始め

丸太橋渡ればそこは花野かな
春銀座鮪尽くしの同窓会
花椿デルフィニウムに燈の花

カレンダー空白ながら春支度
ドトールの珈琲淹れて暖かや
誤字脱字直し終わりて春挑む

携帯にパンばかり増え二月尽
春寒もやがて止むらむ花時に
春野から花粉を飛ばす風光る
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徒然俳句・胡桃あん

2025-02-27 00:03:14 | 自作俳句
春の午後胡桃餡パン森の滋味
人の言う自然は春の芽吹きかな
足音もなく陽炎の影も消え

春仕事また一歩ずつ蕾から
近づけばまた遠ざかる蜃気楼
放課後のボール遊びと春花壇

自転車でメタセコイヤの春並木
公園の隅に水仙まだ咲けり
黒海の苺ジャムぱんクラフナや

レジの傍つい手が伸びる桜餅
ランドセル並んで歩く春下校
三学期終われば飛べる筋斗雲
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