今日の俺にはファンタジーは似合わなねーちゅー話

眠たい眠たい。

『けぇーッ！』
睡魔は叫んだ。

え？睡魔ってそんな叫び声なのか？

魔が付くからにはお優しいイデタチでは
ない事は承知。

合点承知の介…なんて
本名なワケはない。

｢あぁ～｣

睡魔は続ける

｢眠たいね。ホンマ眠たいよね。｣

僕は昼の小道具飾り変えに向けて
踏ん張ったがそのミッションが終わると
気が抜けたのか睡魔の軍門に下りそうになる。

｢逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ｣

逃げるって何から？

睡魔？

｢お前の遊んだしっぺ返しだよ。｣

と、公園にひっそりと座っている猫がつぶやいた。




…なんつって…鶴見緑地には野生猫が多いんですよ。

数匹でこっちの様子を窺っているネコ達。
…来賓？

散歩のすれ違いにジッと上目使いに見ているネコ。
…ニャフラック？

ボール遊びをする子供をジッと見てるネコ。
…スカウトマン？

茂みの影からジッと
会社帰りのサラリーマンを見るネコ。
…興信所？


…とか思うとそう言われてる気がしないでもない

そんな
ふぁんたじーなお話ですよ。


なんだ今日の話??
これが真骨頂やったりして。