宮代学園台自治会

宮代学園台自治会の歴史と誇りを認識し、
つぎの世代へと引き継いでゆく
日々の足あとがこのページに刻まれます。

交代のあいさつ

2021年03月21日 | お知らせ

みなさん、こんにちは

ほんとうに突然ですが、役員の番が私に巡り、会長の役を仰せつかりました。
一人の会員である私が、この一年間、会を代表させて頂きます。
行き届かないところがあるとは思いますが、皆さんのご意見・ご要望に耳を傾けて会を運営したいと考えていますので、ご協力よろしくお願いします。

さてみなさん、自治会ってなにかご存知ですか。

自治会は「日本オリジナルの民主主義」なんですよ。
”民主主義”って、笠原小学校の社会科で習ったでしょうか。
一人一票を書いて学級委員を決めたこと、思い出しましたか。
でも、自分の意見や考えを選挙で誰かに預けるというのは本当は民主主義ではないんです。
(たみ)が主(あるじ)の言葉の通り、私たち一人ひとりが主役なんです。

自治会の役員は、もちろん自ら立候補することもできますが、
実は会員が順番に分担するしくみになっています。
そしてその役員の中で、都合が付く人が可能な範囲でそれぞれの役割を担います。
まさに「治者と被治者の自同性」が体現しています。

運営は、和をもって尊しとなすという言葉の通りです。
この言葉は、聖徳太子の十七条憲法で有名ですが、原典は日本書紀にあります。
「上も下も和らいで話し合いができれば、何事も成し遂げられないことはない」という意味です。

仁徳天皇が詠われた「高き屋に のぼりて見れば煙立つ 民のかまどは賑わいにけり」
という短歌にも、天皇ではなく民が主であるという日本の民主主義が現れています。

会長も部長も班長も、同じ一人の会員であり、区別はありません。
会員一人ひとりが同じ権利と義務を負い、話し合いで万事を進めていくのです。
宮代学園台自治会が設立された昭和53年7月2日から四十数年間、
日本オリジナルの民主主義に則って運営されてきています。
たとえ明日、一会員であるあなたが、たまたま会長の役を担ったとしても、
自治会は滞りなく運営されます。
それが、日本の民主主義のすごさであり、私たちの誇りです。
私も粛々と役割を担い、会を次の代、次の時代へと引き継いでいきたいと思います。

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文責:福井宏