皆様こんばんは。
画像が溜まっていて、なかなか記事を書く機会がないので記事の更新が停滞していました(^^ゞ
去年の10月で更新が止まっていましたが、そこそこ進んでいたので進捗を報告していきます。
今回は関節の作成と製作中の確認用組み上げについて検討していきます。
まずは関節の形状について。
今回は肩の可動域を増やすために、関節の分割数を増やす試みをしてみました。
以下、従来のGMドールの肩関節になります。
今までは関節を横下1/4を切り離して紐を通していました。
パースの分割が少なく、造形しやすいというメリットがありますが、仕上げた後に撮れるポーズが少なく撮影の幅が広がらないという課題点がありました。
そこで今回は試験的に肩関節の分割数を増やしてみることにしました!
肩と上腕の間に球体が入るようになっています。
球体の分割は外から見た時の美しさと強度を考え、一つ穴と1/4カット穴で構成されるよう工夫しました。
写真ではわかりにくいのですが、模式図にすると次のようになります。
球体と肩に繋いだ一つ穴のおかげで上下前後への回転が可能になります!
この穴を作るのがまた大変なんですよね(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
長身とはいえ10cm級が基本のフィギュアなので、球体も指の先ほどしかありません
両肩の球体を作るので数時間費やしました。
球体ができたら、上半身だけゴムで組み上げて可動の仕方を観察してみます。
まずはそのまま。
問題なく腕は下に降りるようです。
今まで不可能だった前側への回転。
伝わらないかもしれませんが、この動きをさせることが今までの造形でできなかったのでとても感動しました!!!
さらに!こんな動きも可能に!!!!!
ワイヤー補助なしで、これができるから大成長です!!!
肘の処理が甘いのでそこは今後の造形で削っていく必要がありそうですね。
前側が終わったので今度は上。
おおおお!!こちらも今まででは絶対できなかった動きが実現可能に!!!!
背面から。
可動範囲が増えたからといって、プロポーションが崩れてしまっては元も子もありません。しかし今回は関節を大幅に変更したにもかかわらず、従来以上に品のある佇まいになってくれました!天晴ですヽ(´▽`)/
今回の工夫でだいぶ撮影の際の楽しみが広がってくれそうです。
なかなか造形の時間が取れず、進みが悪いのですが今後も気の向くままに制作を続けていきたいと思います(* ´﹀` )
今日はここまで。
ではぁ(($・・)ノシ