見るだけで運気アップパワースポット巡り

科学オタクです。
今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 巨大松明!降り注ぐ火の粉の巻

2025-02-05 20:47:00 | 旅行

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古都奈良編


巨大松明!降り注ぐ火の粉の巻

さて、前回は東大寺二月堂「修二会」(お水取り)が、なんで3月なのに二月堂?なんで巨大松明何に「お水取り」?ってお話と、ざっくり何をする行事?てな事をお話しました。


巨大松明!降り注ぐ火の粉の巻


さてさて、今回はお水取りの実際体験したお話です。面白エピソードとかは無いですが、ゆっくりしていってください。



お昼ご飯を済まして、おやつを買って大仏殿、坂を登って突き当たり二月堂です。観音様にご挨拶して奈良の都と生駒山に心癒され列の最後尾に並びます。二月堂のすぐ下の坂のスペースに200人くらい入れるのかな?火の粉や灰かぶりのできる特別な場所です。すでに20人くらい並んでいました。そしてタイマツの時間まで4時間以上あるので、私だけ春日大社に行ってきました。妻は何回か行ったことがあって、尚且つ私がタケミカヅチのファンなので快く「ご挨拶しておいで」って言ってくれました。戻ってくるとすごい行列!猛烈!500人くらいいるのかな?

いよいよ入場です!早くからスタンバイした甲斐があり前から3列目奥から10人目くらい真ん中よりもやや左寄り!なかなか良い場所をキープ!まだこれから1時間くらいあります。生駒山に沈む夕陽を見ながらまったりです。雲ひとつない空がゆっくりとオレンジ色に染まり薔薇色、紫、紺色、そして漆黒に染まる頃、お水取り開始です。



開始前にトイレ!トイレ!会場から出る時「再入場」できる様にお札をもらってきます!会場の外も人だらけ!かき分けながら、戻ってきます。「すいません!すいません!通ります!通ります!」

いよいよ修二会の始まりです!燃え上がる大きなタイマツが左の階段を上がってきます♪降り注ぐ火の粉、見るもの圧倒し、華やかな儀式である修二会。実は人々の罪や過ちをお坊様が人々に代わり懺悔し、災いが無く、世の中が平和で、農作物が豊かに実り、人々が幸せである様に祈りが貫かれた行事なのです。修二会のタイマツはただの明かりでその実態は二月堂の中での懺悔なのです!

二月堂の境内の欄干の左でぐるぐるとコマの様にタイマツを回しながら、火の粉を撒き散らし右へ!そして二月堂の中へ!木造の国宝の中であれだけ大きなタイマツを燃やしながら!

毎日10本ずつ、水を汲み上げる 3月12日だけ11本、14日まで毎晩行われます。




タイマツが一通り終わりギャラリー(?)の皆さんはおかえりになります。練行衆と呼ばれるお坊様達は中で懺悔中!私たちはもう一度、十一面観音様にご挨拶、二月堂の境内にさっきまでタイマツが駆け抜けていた回廊、タイマツをぐるぐると回していた欄干が丸く削れて凹んでいます。国宝が…。補修されるのでしょうね。欄干の上に新しい木材がはまっています。そして二月堂からみる古都奈良の夜景は最高でした。

次回 修二会!神よ仏よそして人々よ!の巻


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原付旅 3月なのに二月堂?巨大なタイマツぼうぼうの炎なのにお水取り?の巻

2025-01-24 16:45:00 | 旅行

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古都奈良編


3月なのに二月堂?巨大なタイマツぼうぼうの炎なのにお水取り?の巻


さて、前回まで小学校での修学旅行のおバカエピソードとウマ、シカ科学的愛情色々でした。奈良編である事を忘れそうでした。(笑)

今回から、東大寺、平城京跡、藤原京、飛鳥京へと続きます。


3月なのに二月堂?巨大なタイマツぼうぼうの炎なのにお水取り?の巻


さてさて、今回は若草山から更に北上!毎年3月に東大寺の東に位置する二月堂で行われている「お水取り」修二会(しゅにえ)に参加したお話です。

解説しよう!修二会とは毎年旧暦の2月1日から15日に行われる仏教行事で、僧侶が人々の罪を懺悔し、国家の安泰と万民の豊楽を祈ります。特に有名なのが東大寺二月堂で行われる「お水取り」と薬師寺で行われる「花会式」なのであ〜る!




今では新暦の3月1日から14日に行われています。なので3月なのに二月堂なんですね!


東大寺二月堂で行われる修二会は長さ6メートルもある大きなタイマツに巨大な炎を灯し欄干の上で派手に回転させて駆け抜けます!その灰を浴びると無病息災とか!グリム童話のシンデレラは「灰かぶり」って意味だそうで、「玉の輿」も見込めるかも!




3/12に二月堂の直ぐ下にある若狭井から水(お香水)を汲み上げ観音様にお供え儀式があります。これが「お水取り」の名前の由来!昔は若狭国からリアルに水を運んだそうです。今では若狭の国の神宮寺で「お水送り」という行事が行われているそうです。

インディジョーンズ、クリスタルスカルに登場する「若さの泉」はここにあったんですね。

この松明の火の粉と灰をかぶる為に3/3に妻と行ってきました。午前中に博物館でお水取り展を見て、大仏様にご挨拶、まだ日は高くよく晴れた日で日向は暖かでした。二月堂に着くともうすでに並んでいる人たちが!まずは並ぶ前に参拝です!眼下に広がる

奈良の都と遠くに聳える生駒山と澄み渡る冬の青空!ワクワクしてきました。

妻が列に並んでいる間、私は春日大社に行ってきました。そうです!春日大社の記事に書いた時に言っていた1人で春日大社はこの時のことだったんですよ。今までも原付旅では、道をたどってその場所場所の出来事を時を遡って記事にしているので、時系列が逆転しがちです(笑)この後の記事も大仏殿、正倉院、平城京跡、飛鳥京跡と行った時系列と時代を遡って行きます。


次回 巨大松明!降り注ぐ火の粉の巻


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原付旅 鹿、牛、サイ、一角!動物の角!鬼の角の巻

2025-01-09 02:14:00 | 科学的愛情

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鹿、牛、サイ、一角!動物の角!鬼の角の巻

 

さて、前回は奈良も鹿もそっちのけでウマとギリシャ神話と日本神話と競馬場の話でした。いや〜ウマって美しいですね〜!


鹿、牛、サイ、一角!動物の角!鬼の角の巻


さてさて、今回も科学的愛情です。ツノについて色々お話ししていきます。鹿、牛、サイ、イッカク(クジラの仲間)現存する動物で印象的なツノが生えていますよね。




奈良の話の続きなので、まずは鹿!鹿にも独特なツノがありますよね。日本のオスの鹿のツノは、木の枝の様に枝分かれして毎年生え変わるのが特徴です。メスには生えません。3月くらいに抜け落ち下から次のツノが生えてきます。皮膚のついたツノが伸びて血管が通っていて下から順に高質化して立派なツノになります。1年毎にツノの分岐が増えるそうです。材質は骨と同じカルシウムとコラーゲン!皮膚の高質化つまり爪と言ってもいいんじゃ無いですかね!骨だけど頭骸骨とは一体化していない様です。



続いてウシのツノ!牛の角は頭蓋骨ですね。中は血管が通っていて折れたり切断すると痛みを伴います!家畜の牛はお互いに傷つけ合わない様に、専用のオオバサミで切断します!麻酔なしで!!!中には失神する子もいるそうです!おー怖!

続いてサイのツノ!サイに似た恐竜「トリケラトプス」は首の後ろのフリル、鼻の先のツノ、目の上のツノまで頭蓋骨です。古代のサイの仲間「ブロントテリュウム(雷獣)」の骨格もツノと一体化しています。でも現在のサイの骨格標本にはツノがないんです!材質はケラチンとタンパク質!毛や爪と同じ材質です!さらに切っても痛くありません!血も涙もありません!

そして、イッカクのツノ!北極海に生息するハクジラの一種。体長は4〜4.7m!鼻の頭?から突き出たツノは3mにもなるとか!500頭に1頭くらいの割合で2本のツノの個体も現れるそうです♪そのツノはいずれも左巻きの螺旋模様!その正体は切歯それも左の切歯が大きく伸びて牙となり上唇を貫いた物だそうです!中は神経が通っていて感覚器として使っているとか!折れたらもう2度と生えてきたりしません。しかもこのイッカクの歯はこの切歯2本のみ!食べ物は丸呑みかな〜?そしてそのツノは雌を巡っての戦いに使用!お互いに高らかに掲げてその角度で優劣を決めるそうです♪平和〜!




最後に鬼のツノ!鬼は日本では奈良時代の記述にはすでに登場。「おぬ」いないと言う意味でよく分からない存在アンノウンという意味で「オニ」となったそうです。風水や陰陽で言う鬼門の方向「北東」は、建物の影になりやすく不潔にしておくと病気の原因になることなどから鬼門となりました。そして12支で言う丑寅の方向!牛のツノと虎のパンツのビジュアルができたそうです。見えない物を見えないままにすると怖いので見える化したみたいですね。宇宙観を分かりやすくするための曼荼羅や宗教的絵画や現代で言う図鑑や説明動画!人は正体が分かると安心するみたいです。

そして、鬼は人の心からも生まれます!いつも不満を抱き他人に怒りの感情を向けている人は、オデコの眉頭の上あたり、つまり赤鬼のツノのあたりが、硬く尖ってきます!そして、いつも悩み苦しんだり、自己肯定感が低く自分を恨んでいる人は、頭のてっぺんに脂肪の塊の様な物が2cmくらい盛り上がってきます。つまり青鬼のツノのあたりです!随分前の私がそうでした!

まとめ!正確ではありませんがザックリと鹿のツノは皮膚が骨化した物!牛のツノは骨!サイのツノは毛!イッカクのツノは歯!鬼の角は人の負の感情から生まれるって事ですね!って事で、いかがでしょう?


次回 3月なのに二月堂?巨大なタイマツぼうぼうの炎なのにお水取り?の巻


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原付旅 ウマとポセイドンとデーメテルの話の巻

2024-12-18 13:24:00 | 神話の話

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古都奈良さておき編


ウマとポセイドンとデーメテルの話の巻


さて、前回は久しぶりの科学的愛情、馬鹿の由来とウマとシカの分類学的違いと近年分かった近縁種についてでした。シカはウマよりもクジラの方に近いって馬鹿な!って言う真面目なお話でした。


ウマとポセイドンとデーメテルの話の巻 


さてさて、今回は奈良はさておき馬のお話です。

前回の分類学的にウマとシカは結構早くに分岐してるみたいですね。とある文献によるとシカやカバが分類される偶蹄目は肉食獣に近く、肉食のシャチや雑食のイノシシが近縁なのもちょっと納得です。

一方ウマは肉食獣から身を守るため、より早く走るよう進化したみたいですね。今回はそんなウマの生まれた話!

ギリシャ神話に登場する海の神ポセイドンは、同じく乙女座のモデル、農業神デーメテルに恋をします!「美しい動物をプレゼントしてくれたら考えても宜しくてよ❤️」って話になって真面目なポセイドンは、兄ゼウスと違って色々試行錯誤しました。




ちなみに兄ゼウスはとんでもなく好色で、牛(牡牛座タウロス)に姿を変えミノス王の妻を妊娠させ生まれた子供が人の体牛の頭を持つ人肉を食う化け物ミノタウロス!ミノス王の名前に因んだのかな?牛の4つある胃袋の第一と第二がミノとハチノスって名前なのは(笑)!




他にも鷲座も少年を攫ったり、ヘラクレスもゼウスの子だったり!てことはミノタウロスとヘラクレスは腹違いの兄弟?!なんだか日本神話にも大国主命も恋のエピソード多いな〜!ゼウスは地上の万物を作ったの神だし!大国主命も葦原中国作った神だし!同一神物?

さておき!ポセイドンは真面目に「あーでも無い!コーデも無い!」試行錯誤の結果、失敗作として首が長すぎるやつとか、縞模様なやつとか、背中にコブのあるやつとか、色々出来たみたいです!そこで!ついに!渾身の作品がウマだったんです!そしてポセイドンは、その美しさに惚れ惚れ!もうデーメテルの事どうでも良くなっちゃったって言うお話!わかるわーポセイドン!愛すべき存在!





日本神話では海を治めるはずだったスサノウが海を放棄して、馬の皮を剥いで、アマテラスの機織り小屋の屋根をつきやぶたりしてますけどね!

ウマってほんとに美しいですよね。競馬場に一度だけ行ったことがあるんですが、当時入場料50円!1レースごとに100円だけ賭けて、全部ハズレでしたが、あのウマ達が全力で駆け抜ける姿!胸で感じる蹄が地面を蹴る重低音!熱狂する観客の声援!素晴らしすぎました…。日本中探してもあんなに躍動的な動体展示の動物園は他にないですよ!旭山動物園もいいですが!躍動感が半端ない!ポセイドンの気持ちがよく分かる!ウマ娘にハマる人もちょっと分かるかも…。


次回 鹿、牛、サイ、一角!動物の角!鬼の角の巻


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原付旅 馬鹿と馬と鹿とカバと鯨の巻

2024-11-19 23:08:00 | 科学的愛情

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古都奈良編

科学的愛情

馬鹿と馬と鹿とカバと鯨の巻


さて、前回までタイム原付旅!小学6年修学旅行編3部作でした。いや〜!なかなかのお馬鹿男子っぷりを思い出しましたよ!中学、高校、専門学校の時の修学旅行編もお楽しみに!


馬鹿と馬と鹿とカバと鯨の巻


さてさて、今回は久しぶりの科学的愛情です。言語の成り立ちって今まで色々やってきました。鳥居、絵馬、風呂などなど、今回は奈良と言えば鹿!そしてお馬鹿男子!「バカ」ってなんで馬と鹿?漫画キングダムを読んだ方はもう知っていますよね。そうの時代、趙高(ちょうこう)と言う男が皇帝に珍しい馬を献上と言って鹿を連れてきました。周りの家臣達が正直に「鹿だ!」と言う者、趙高の顔を立てて「これは珍しい馬でございますね」と言う者と分かれた。その場は余興と笑いで治め、後で「鹿だ」と言った者達は処刑されたってお話。そこから「指鹿為馬」鹿を持って馬となす」意味は、道理に合わないことを、権力を背景に無理に言いくるめる。そこから「馬鹿」となった説

他にもインドのサンスクリット語で「無知」と言う意味の「baka」と言う説も!諸説あり!



で、馬と鹿!生物分類上ではどうかってお話!

馬は哺乳網、奇蹄目、ウマ科、ウマ俗、ウマです。奇蹄目、蹄が1つ!ないし3本の奇数!馬は中指だけで立っているんです!ウマ、サイ、バクなど

対して鹿は哺乳網、偶蹄目、反芻亜目、シカ科、シカです。偶蹄目、こっちは蹄が奇数!ラクダ、イノシシ、カバなど、そして、胃袋が複数ある反芻亜目、ウシやシカが含まれます。

ウマはバクと近縁!シカはカバと近縁!お互いにバカと近縁なんだな〜なんて思いました。(笑)



さらに近年、カバとクジラが禁煙酒!いや近縁種なのだと言うことがゲノム分析で分かってきているそうです!エジプトの砂漠の真ん中に太古のクジラの全身骨格化石が沢山出土しているそうです!世界中でクジラの化石の出るのはここだけだそうで、カバから進化したクジラ!エジプトの砂漠はかつて海の底!そんなバカな!なんて!(笑)


次回 ウマとポセイドンとデーメテルの話の巻


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