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■2007/11/08 (木) オザワハザード~安倍ゾンビ~~1
「バイオハザード3」を観に行く。
いやぁ、なかなか面白かった。はぶて師匠も「A」をくれるんぢゃないかと思う。
ただ、まだ人気で席が少なかったから、前のほうになってしまった。私は問題ないのだが、隣で観ている妻が大変なのだ。以前も「リング」(ハリウッド版)なんかを観に行った際、いきなりサマラ(貞子)が「どんっ!」と前に出てくるシーンなどで怯えるのだ。
私の左腕に爪痕がつくほどしがみつく。それどころか、あまりの映像と音の迫力で飛びあがってしまい、椅子と背もたれの間に挟まってしまったこともあった。隣接するカップルはそれに驚いていた。私もびっくりした。そんな奴はいない。
いくら、サマラが怖いからとはいえ、隣で映画を観ていた人が、何の前触れもなく「Vの字型」になって椅子に挟まりずり落ちたら怖いだろう。私も怖かった。絶対にあのカップルは、その帰る道々、「あの人がいちばん怖かったちゅうねん!」と盛り上がったに違いない。
もしくは、その男性のほうが「そういう形の椅子」があるたびにわざと挟まり、
「おぉぉい!!ともこぉ(勝手に名付ける)!!助けてくれぇ!」
「きゃははは!!!もう!のりゆきぃ!(勝手に名付ける)それ!それ!リングのとき、隣におった人やんかぁ!!きゃははは!!はさまってwwはさまっww!」
などと、ネタにしているかもしれんぢゃないか。嗚呼、悔しい。
それにそのカップルに別れが訪れたときにも、
「のりゆき・・?そういえば、リング・・・観に行ったね・・・」
「ああ、あのとき、隣にいた女の人が挟まってな・・・」
「ふふふ・・・あの人、今でも幸せにしてるかなぁ・・・」
「ああ・・・ともこもな・・・あの人みたいに幸せになってくれ・・・」
「のりゆき・・・」
「じゃあ俺、行くから。・・・?ともこ・・泣いてるのか・・?」
「・・・馬鹿ね。思い出し笑いよ。でも、のりゆき・・?」
「なに?」
「あの人みたいになったら、わたしも椅子に挟まってずり落ちなきゃ・・」
「ははは・・・そうだな。」
「ふふふ・・・もう・・」
などと、見ず知らずのカップルの「想い出」になってしまっている可能性がある。
-
-
ん?
なんだったか?
あ、そうそう、バイオハザード3である。
「2」へ
■2007/11/08 (木) オザワハザード~安倍ゾンビ~~2
できれば前作、前々作と続けて観てもらいたい。ゲームから作られたとはいえ、なかなかに馬鹿にしたもんではない。まあ、私が「無類のゾンビ好き」、一日に数回はゾンビについて考えてしまうほどであるから、そのあたりは察して楽しんで欲しい。
で、
映画は楽しいのだが、私にとって「その後」は少し問題だ。
そのまますぐ、帰路につくなら問題はないのだが・・・
そう。
「買い物」である。
いつも約束させられることだ。はぁ・・・
それは「楽しそうに付き合う」ということだ。
決して「付き合う」だけではなく、「楽しそうに」という条件付きである。
私が「楽しい」かどうかは関係ない。要は、妻からの評価がすべてであり、妻から「よし。楽しそうだな。」とされなければならないのである。いったい、どう育てば、そのように身勝手な要求を旦那様にできるのか。まるで、ジャイアンリサイタルを楽しみなふりをするスネオの心境であろうか、そう考えるに、なんとも尊敬できる男であるな。スネオは。
「おとしゃん!」
『なに?』
「これかわいいか!」
『知らん。』
「知らんダメっ!カワイイかカワイクないか!!」
『・・・かわいいんぢゃないか?』
「どこが!!」
『知らん。』
「知らんダメっ!どこがっっ!」
『じゃあ、その・・・ヒラヒラ・・?』
「ほんまに思ってないっっ!!おとしゃんがほんまにカワイイって思うまで探すっ!」
『なんで・・?自分がカワイイって思うモノを買えばいいぢゃないかぁ(泣)』
「3」へ
■2007/11/08 (木) オザワハザード~安倍ゾンビ~~3
当然ながら、私は男性であるので「化粧品」や「小物」に興味はない。先日も妻が「マスカラ」を買いに移動した際に見失った。てっきり「アスパラ」だと思った私は、ひとり寂しく青果コーナーの「アスパラ」の前に数十分立って待っていたほどだ。
「赤い」とか「白い」とか・・・
「でかい」とか「小さい」
「美味そう」とか「マズそう」
「強そう」とか「弱そう」
こんなんはわかる。
しかし、
「これ、カワイイ?」
はわからんのだ。
「この服、赤い?」
『いや、赤くない。黒い。』
とかな。これならわかる。
そして、そもそも、その「カワイイ」というのは「愛らしい」という意味ではないのか?
それはつまり「愛おしい」に近い感情ではないか。
子供のことを「愛おしく思う」とかな。
たかが物品に「愛おしく」とは思わん。大事にせねばならんとは思うがな。
-
-
で、いい加減に腹が減った私は芝居かかる。
『おお!!これ、めっちゃカワイイんとちがうかっ!!』
「ええ!!どれどれ!!」
『これやんかぁ!!ほらっ!!な!!カワイイやろ!!』
「・・・おとしゃん、早く帰りたいだけ。さっきまで、ずっとハンガー見てた。」
『・・・・いや、ほら、私はご承知の通り、不器用で口下手な大阪気質でありますから・・振り返るとそれが原因であるのではないかと・・・もう少し丁寧に説明していれば・・』
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20071107ig90.htm
<小沢氏辞意撤回 民主党の未熟な体質が露呈した>
あえて読売からww
ボロクソに書きながらも、日本のドンの本音が漏れる。
「4」へ
■2007/11/08 (木) オザワハザード~安倍ゾンビ~~4
<より問題なのは、7日の続投表明の記者会見で「連立の問題は考えず、総選挙を頑張る」とし、次期衆院選での政権獲得へ、与党と厳しく対峙(たいじ)する従来の姿勢に、あっさり戻ってしまったことだ。>
よほど、急いで大連立させたかったのだろう。そしてそれでも、総選挙後に民主党が過半数を割れば、小沢新党を立ち上げ連立することになるのだろうか。
いずれにしても、だ。
民主党も小沢氏を旗印にするのは限界であろう。いくら看板でも、そこまで依存しているとなると、国民の不信感は拭えない。それが漠然としたものであってもだ。党内左派がぶら下がってるのか、なんかしらんが、結局は自民党の独り勝ちを後押しするようなことになってしまっているではないか。密室で描かれた絵図丸出しの談合政治はウンザリだ。
ウンザリといえば、小沢氏も連立を打診しただけで総スカンとなる党役員に「プッツン」したのであろう。「なんちゅうわからんちんだ!」とな。プッツンしたままでよかったのに。
「5」へ
■2007/11/08 (木) オザワハザード~安倍ゾンビ~~5
テロリストと反日国しか喜ばない「テロ特措法延長反対」以前からもプッツンしていた小沢氏である。インド洋上での給油は違憲で、国連決議のある武力行使は問題ないというのはまさに「プッツン」であろう。「反対する」という結果からの理由づけだから論理破綻も自明の理である。ならば、国際平和のためにも憲法解釈を変えようとした安倍内閣を、何故にあれほど批判したのかまったく意味不明である。まあ、これも政局しか見えぬ証左であろうか。
続投会見の最後のほう、小沢氏はこう言う。
<今思えば、それで総選挙に向けて頑張ろう、私が先頭に立つと、まとめればよかったと考え、反省している。しかし、その後いろんな憶測や誤解で混乱が生じたのでけじめをつけないといけないと思い、代表辞職願を提出した。いかにも不器用なやり方だった。>
「不器用」というのは「その目的が正しい」とか「その目的が明確」な場合に用いる。その表現力が乏しく、誤解や混乱を招いたりする言動のことである。
つまり、この場合は「不誠実」が適しているだろう。
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あまりにヒマなので、マネキンの首を外す。
「おとしゃん!!」
『もう、買ったかぁ~~??~~~ふぁぁぁ~~~』
「もう!!これっ!!」
『おうおう・・・カワイイ、カワイイ~~』
「もう!おとしゃんはっ!」
はぁ・・・やっとこ帰れる・・・
帰ったら、書斎に引きこもってビール飲みながら本を読んで寝てやる。
誰にも邪魔はさせん。もう、こうなったらプッツンしてやる。
と・・・妻の携帯が・・・・
『なに?メール・・?』
「うん!アササから(娘)!!」
・・・・。
「今日、泊まりにくるって!!晩ごはんの買い物せなっ!!」
・・・・・。
『鍋・・・したろか・・?』
「うん!!豆腐買うっ!!まるにーも!!」
『よしよし・・・』
・・・・・。
・・・・・。
いいなぁ・・・小沢一郎は・・・
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