忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2009.2.24[2]

2009年02月24日 | 過去記事
ソマリア沖の海賊対策として既に海軍を派遣している韓国から、日本の海上自衛隊に給油の依頼があったという。だが、日本の補給活動はインド洋に限定されているとこれを拒否した。状況が違えば、日本の市民グループあたりが「給油して差し上げろ!」とデモ行進でもしそうだが、さすがに「ソマリア派兵反対!」と叫んでいる手前、いつもの如く都合の悪いことは「あーあー聞こえない~」ということか。▼また、私は知らなかったのだが、韓国海軍といえば2006年9月、横須賀港において韓国補給船「デーチョン」が入港する際、メインマストに太極旗をあげ(※通常は表敬訪問先の国旗を掲げるらしい。軍艦旗をメインに掲げると戦闘旗となる。)「挑発」とも取れる非常識極まりない示威行動をとったと思えば、次の瞬間、なぜだか煙突が爆発を起こしたらしい。大きな破裂音と共に煙を吹き上げる韓国補給船に対し、海上自衛隊が「再着岸しての調査&修理」を無線で送るも、まるで「逃げるように」立ち去るというコントを演じたという。▼いきなり登場してジャージのケツが裂け、呆気にとられたあとの爆笑の中、怒りながら引き返す小学生のようなものか。もう、爆笑もんであろう。▼しかし、今更、日本に補給してくれということは、あの、モラルもマナーも関係なしに「友好国」を挑発し、勝手に爆発して涙目で帰るという醜態を晒した「オモシロ補給船」になにかあったのだろうか。「補給船」だから「補給」すると思うのだが、給油ではなくキムチでも補給する仕様なのだろうか。▼いずれにしても、ソマリア沖を通る韓国船は年間150隻ほど。比して日本は2000隻を超える。友好国との連携がなければ、これらの安全を確保することも難しいだろう。そして、日本に最も近い「友好国」と言えばこの「オモシロキムチ」なのである。武器の使用なども制限されているし、ともかく日本の自衛隊は前途多難であるが、しっかりと任務を果たして、全員無事に帰って来てもらいたいと痛切に願う。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。