忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

インドランド帝国の逆襲

2010年08月16日 | 過去記事
私のオカンは「じゃがいも」が嫌いである。いや、イモ類が全部ダメだと聞いたことがある。でも、そんなことでは北朝鮮では生きていけないから、どれほど嫌いなのかと問うてみると「喰えることは喰える」と言うので安心した。偉大なる指導者である金正日将軍同志は「じゃがいもは白米と同じである」と人民に教えたもうたが、カロリーはコメの半分、ダイエットには効果的だが、ご自分は松坂牛にコシヒカリに夕張メロンで心臓病、肝臓病、糖尿病による合併症の腎臓病、糖尿病だっつってんのに膵臓ガンになったから、もう、インシュリンが作れないセヨ、ということで「偉大なる生活習慣病同志」となって人民の健康よりご自分の健康を懸念されている。まんせー、である。

私のオカンは「イモ喰い過ぎたからw」と笑う。毎日毎日イモイモ生活、イモだけで人は生きられるのか?「屁ばっかりこきやがって」と私の祖母から理不尽にも叱られたという逸話も話してくれた。恐ろしくてとても「あんたが喰わせてるんやろ!w」とは言い返せないという、まさにイモだけの0円生活状態なわけだった。

ま、私のオカンはサツマイモの葉っぱや茎まで食べた世代だ、と自慢もする。私が「正確に言うと、芋の部分は茎だがな!」と茶化すと叱られたりもした。また、我が妻はヤキイモ屋さんに誘拐されるほど「おいもさぁ~~ん!」であるが、間違っても我がオカンに石焼き芋のお土産は勘弁してあげてほしい、と妻に言うのを忘れていたら、ちゃっかりと「芋ようかん」などを買っていたから、もう、黙っていた。オカンも無言で食べていた。チカン、アカン、ギャクタイ・アカン・オカン、すまん。

ちなみに、私は「じゃがいも」が好きだ。「じゃがバター」とか喰う。「肉じゃが」とかもテンションあがる。「ポテトサラダ」も立ち飲み屋で喰う。醤油を少しだけ垂らして喰うのが好きだ。酒にも合う。

こんな美味しい「じゃがいも」は、これまで多くの人類を飢餓から救ってきた。日本に来たのも古い話で、1600年ころにオランダ人が持ってきた。「ジャカルタからきたイモ」で「じゃがるたイモ」とか聞いたことある。また、土の中で「鈴なり」にできることから「馬鈴薯」と呼ばれたり、函館では川田龍吉とかいう男爵さんが栽培し始めて「男爵イモ」と呼ばれたりもした。これはイギリスから持ってきた。

明治時代にはもう、イギリス紳士はポテトを食べていて、日本の川田男爵に持ち帰らせたりしたが、最初は「じゃがいもの芽」に含まれるソラニンでバタバタやられた。毒はあるわ、聖書に載ってないわ、種イモで増えるわ、などと不気味がられ16世紀頃のヨーロッパでは「悪魔の作物」とされて嫌われていた。さすがは白人様、発想が驕り高ぶって馬鹿のままである。ま、しかし、いつの時代もいい加減なメディアはあって、イギリスでは「じゃがいもの芽や茎」を使った料理本なども出たらしい。やはり、多くの人が本の通りに料理して食べて中毒になった。阿呆である。

まあ、しかし、基本的にそのころのヨーロッパではまだ、じゃがいもは「観賞用」だったのである。ルイ16世がマリーアントワネットの胸に「じゃがいもの花」をつけさせて夜会に出席させたことは有名だ。

そこでイギリス人は考えた。そうだ、このじゃがいもを植民地のアイルランドに喰わせれば、アイルランドの麦はぜんぶ、イギリスのもんじゃね?ということで、アイルランド人に対しては「じゃがいも」ばかり喰うように強制した。アイルランド人は芽を取って食べたし、簡単にできるし、喰ったら美味いということで「じゃがいも」の栽培に力を入れた。アイルランドの主食は「じゃがいも」になった。

しかしながら1840年頃、アイルランドでは「じゃがいもの疫病」が大流行する。種イモさえあればずんずん増えるじゃがいもは病気に弱かったわけだ。日々の糧を完全に「じゃがいも」に依存していたアイルランドは窮地に陥る。1845年「ジャガイモ飢饉」である。

このままでは、アイルランド人が飢えて死んでしまう!ということで、イギリスは日本のように農業指導をしたり、水路を作ったりして収穫量を数倍にしたのであった―――というわけもなく、イギリスはアイルランドからの「食糧輸出」を禁止しなかった。アイルランド人がバタバタ飢えて死んでいるのに、相変わらず安く買い叩き続けたのである。管政権にいる阿呆どもは知らないだろうが、本来、従属関係にある植民地支配というものはこういうことだ。イギリスはアイルランドに謝罪するどころか、5月に採れる新品種を「5月の女王」と名付けた。メークインだ。

アイルランド人は100万人とか150万人といわれる人々が飢餓と病気で死んだが、その代わり食糧輸出量は2倍近くに増えた。アイルランド語を話せる人が減り過ぎて、生き残ったアイルランド人は英語を話すようになった。しかし、ジャガイモが喰えなくなって北アメリカに移民した家族の中には「ケネディ家」もいて、その二男の孫で「ジョン・F・ケネディ」という人はアメリカで第35代アメリカ大統領になったりもして、ベトナム戦争を泥沼化させて「北アイルランドの仇をアメリカで取った」けれども、やっぱり、ダラスで暗殺されたりもした。




ま、などと思いを馳せながら「じゃがバター」を喰いつつネット動画を見ると、なんとも不愉快な在日がいた。腐ったジャガイモにメガネをかけたような不細工顔で、番組に参加した一般人に対し「当時の日本のイデオロギーは、そういう方向に流れていた。国そのものがそうなっていた。だけど、36年間にわたる植民地支配がそれによって肯定されるという考え方(を持つ人)は、基本的に歴史を語る資格がない」などと意味不明な供述を繰り返したというのである。というか、言っていたw

民族学校で習った阿呆の歴史をそのまま抱いて、在日社会で重宝されるとこうなるという見本だ。ともかく、話にならない。ともかく、無知過ぎる、ともかく、前提がおかしいのである。そのむかし「さるさる日記」に書いたと思うが、社長マンも同じようなものだった。ともかく、上から目線、強圧的、大間違い、なのである。

社長マンも公衆の面前で「第2次世界大戦で日本はソウルを火の海にした」と豪語した。私がいくら「日本と韓国は戦争してません、というか、当時、韓国という国はありません」と説明するも、お前は学歴がない、お前は歴史を勉強したことがない、などと決めつけ、一向に取り合わないのである。彼らに対して冷静に「客観的事実」を述べても無駄なのだと知った瞬間でもあった。つまり、自分の意見さえ言えれば、どうでもいいのである。

この馬鹿の上塗りに合わせて、反日テレビが売国放送で誤った確信を持たせる。これはもう罪であろう。民族教育を受けて反日マスコミで情報を入れて、都合の良い思い込みと解釈で「仲間」と確認し合うことから「ウソがウソでなくなる」というウソが完成する。

また、社長マンは社長マンというだけあって社長だった(笑)。周囲の日本人も悪いのである。話を合わせるのである。前の会社には仕事も出来るし、人間的にも素晴らしい経理部長がいた。私も尊敬している人だが、平然と社長マンの歴史認識に賛同する。一緒にメシ喰っていると、社長マンが「在日の凄さ」を語りだす。一先ずの根拠は「自分も本部長(当時の私)も在日」だとして、自社のトップ2が在日であることを自慢する。恥ずかしげもなく、頭が良くて根性がある、とやり始める。放っておくと、そのまま経済界や政界、あるいはスポーツ界においてもリードオフマンは全て在日だとやり始める。

社長マンがトイレに立った際、あまりの「?」に訊ねてみると「話合わせてたら機嫌がいいからww」と笑うのである。私は失礼ながら、この大先輩に注意した。「事実に反する」と説明した。すると、この御仁は「恥かくのは、この人やんかw」とまた笑う。大人なのは結構だが、やはり、こういうウソはよくない。イチローは在日じゃないし、在日外国人であろうが、助っ人外国人であろうが、お互いに部下を持つ身ならば、ちゃんと「努力の価値」は認めないとダメだとやった。がんばった在日にも失礼だと説得してみた。

私が今の地位にあるのも、若いころから管理職を任されたのも、それは「在日」だからじゃなくて、私自身を評価してもらったからだと信じていると言った。このパチンコ屋でも、結婚相手がパチンコ屋の娘だったわけではなく、ちゃんと履歴書を書いて、試用期間を経て、人の3倍仕事して、先輩や後輩から評価されて登って来たのだと語気を強めて言った。

すると、経理部長は「そら、そうだ」と認めてはくれる。しかし、社長マンがトイレから戻ると同じなのである。私の手前、若干、リアクションは小さくなるも、あとは笑って誤魔化していた。良くも悪くも団塊の世代とはこうして生きてきたのだと納得もした。

また、この映画監督や社長マンのような人間は、その場所、その場合で持論を簡単に覆すことも書いておく。普段からウソが多いから気にもしない。ちゃんと努力して学ばないから、持論に信念もないのである。社長マンは、私と二人で飲むときは「(親が)密入国してきたww」という。しかし、北新地のスナックでは堂々と、この同じ私に対して「(お前の先祖も)強制連行されたんやろが!」という怒声を浴びせた。もちろん、そこを突っ込んでも無駄であった。シラを切るどころではない。人を小馬鹿にした表情で「はぁ?」とやる。明らかに怒らせようとしていた。

彼らの議論とは口論であり、口げんかのレベルでしかない。だから、理論が通るとか、結論が導かれたとか、自分が納得したり相手が得心するなどは、どうでもよく、手段はどうあれ「相手が黙ったら勝ち」なのであり、信じられないことだが、彼らはそれで満足するのである。後味が悪い、とか、こんなことで納得できない、という感覚がない。だから、相手が呆れて黙りこんでも「勝利宣言」を忘れない。

翌日、社長マンは、少々ぎこちなかったが普通に私に接してきた。だから、私も常識人として「昨日は大きな声を出してすいませんでした」と謝罪し、そのあと「もう、あんな話題は止めましょうね」と和ますこともした。こんな馬鹿でも、もう、長い付き合いだ。私から折れてあげるくらい、とくに罪はない。しかし、だ。このあと、私は悟ったのである。

社長マンは「口論の中身」には一切触れず、私が折れた内容、つまり、「下の者が上の者に人前で大声出して怒鳴った」ことを摘まんで、言葉穏やかに諭して来たのである。そして、言うならば、私は怒鳴ってなどいない。敬語も崩さなかったし、言葉も荒げなかった。もちろん、横柄な態度もとらなかった。ただ、違うことは違うと、死んだ人を悪く言うなら(この場合はペリリューで散華した英霊)、ちゃんと納得のできる説明をしてくれと言ったに過ぎない。しかし、一度、折れれば向こうのペースだ。なんだか変だぞ?と思ったらもう遅い。

社長マンは神妙な顔で「わかってくれたらもういい。まあ、お前も歴史に興味があるなら、ちゃんと俺のように勉強するべき」などと言いながら、漫画「韓国の歴史」を貸してくれた。呆れ果てた。もっとも中身はもう漫画以下だった。こんな漫画でよくもまあ「歴史が好きで勉強家」を自称し「韓国歴史オタク」とまでいうものだと感心した。そらもう、日本が併合する前の朝鮮半島では電車が走っている。庶民が電話で話しているのである。

「日本は優れた韓国の文化が欲しくて侵略してきたのです」と書いてある。伊藤博文が朝鮮総督府の中で「くくく・・・これで朝鮮は我が日本帝国のものだ・・・くくく・・・」などと、今どきダースベイダーでも言わないようなセリフを吐いている。日本軍と交戦などしたはずのない韓国光復軍が、韓国民を守るために日本軍と戦闘を繰り返して、なんと、勝利している。日清戦争に勝ち、日露戦争に勝った日本軍を撃滅したのだ!と書いてある。

「日本軍は2日間にわたる戦闘で3300人もの戦死者を出し退却しました」と書いてある。「退却しました」なのに併合されているのである。意味が通らないのである。だから、彼らは無理な解釈をする。「やったら勝てたけど、韓国人は平和を愛する民族だから、あえてやらなかったのだ」ということになっている。マジで、そうなっている。都合がいいにもほどがある。しかし、これをそのまま信じて疑わないなら、確かに私に対して「韓国人の誇り!」とかいうはずだ。なんと哀れなことなのか。

しかし、まあ、なんという哀れなのか。同じ勘違いにしても、まったく可愛げがない。

いや、例えば、私の妻の頭の中には、私の知らない国が存在する。「インドランド」だ。一応、もしかして、それは「イングランド」のことぢゃ・・・?と確認したが、ちがう!インドランド!ということで叱られた。特産品はなんと「インド人」だという。適当にもほどがあるが、インドランドの人口は「100人くらい?」であり、首都のインド市には、そのうちの38人が住むのだという。3家族らしい。また、世界地図のどこにあるのか?については、なんと「秘密」なのであった。私の興味は新野新くらいに深々である。

また、そろそろ邪魔臭くなってきたと思しき妻は続けてくれた。インドランドの主な産業はインド人の製造と販売であり、世界でのインド人の輸出の8割以上を占めるとのことだ。完全にインド人と朝鮮人を馬鹿にしている。また、どの国がインド人を輸入しているのか?という私の質問にはもう、孫と遊んで答えてくれなかった。

また、妻は京都を地図で書くと、まんまるだと信じて疑わない。「お月さまの形」になっているそうだ。私は急に大阪や奈良、和歌山や滋賀が心配になり、ならば、その周囲の県は三日月形にえぐれていなければならないと言ってみたが、妻はもう、そんなんしらん、と言ったきり興味が無くなってしまっていた。もう、それ以上は答えてくれなかった。すなわち、妻は地理といえばエビチリくらいしか知らないと思う。しかし、コレは哀れとは思わない。コレは私なりに可愛らしいと思うのである(笑)。




ま、番組に戻ると、労働組合に所属する青年とやらも「それは、アメリカが原爆を落としたことに対して仕方ないと言えるかという話。それは言えない」と馬鹿を晒しているが、この番組、次は在日キムチのふりして応募してやろうか(笑)。で、本番生放送で引っ繰り返してやりたい。この労働組合の使い走りは、国際法無視の民間人殺戮と「国際法を遵守した併合」の区別もつかんなら、NHKで眠たいこと言ってないで民主党事務所の掃除でもしてろ。この威張るしか能が無い在日監督も、日本が気に入らんなら祖国に帰ってムクゲの花でも植えていればいい。反日映画作って喜んでいればいい。



欧米列強に植民地にされた国は疲弊した。コレは客観的事実だ。そして、日本が併合した韓国や植民地政策を取ったアジアの国々は、すべからく経済発展もしたし、独立もした。コレも客観的事実だ。頭のおかしい「ど左翼」どもは、もう少しだけでいいから、人様と話せる程度の勉強くらいして出てこい。貴様らはイデオロギーがどうのというレベルに無い。単純に不誠実なのだ。客観的事実くらい前提として反論してみよ。

この在日監督は本を読んだことがあるのか?井筒もそうだが、知性のかけらも見当たらん。貴様ら相手に議論する相手が可哀そうだ。貴様らと議論するなら、まだ「じゃがいも」と話していたほうがマシだ。

3 コメント

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Unknown ()
2010-08-16 15:58:47
例の慇懃無礼な男ですね

自称公共放送で一般人を恫喝したらしですね。
NHKも本当にどうしようもないですね
1日も早く解体して欲しいです

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Unknown ()
2010-08-17 13:40:23
録画してまだ見れてないんですが、あらゆる所でこのオッサン最悪~って聞きますので、見るの止めようかなって思いますwww

精神衛生上良くなさそうですし・・・・。
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Unknown (久代千代太郎)
2010-08-18 08:35:21
>な さん

迷惑な在日ですわ。あれでは差別されても仕方がないですねw



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うん、不機嫌になるネ。とくに酒飲みながらはおすすめしないw
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