忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「2008年宇宙の旅」

2008年05月09日 | 過去記事
■2008/05/09 (金) ガチコメ的「2008年宇宙の旅」1

私のツレに「とある元世界チャンピオン」のプロボクサーを親戚に持つ男がいる。彼とはもう、中学1年生からの付き合いになるが、最近ではもう、互いに仕事も家庭もあるということで年に数回会って酒を飲んだりしていたが、それも「虹の会」が発足してからというもの更に激減し、今ではもう、年に1回あるかないかの状態になってしまった。虹の会には謝罪と賠償をもrbjvjfdらいとhfhbぉ

そいつは極めて阿呆だが、割合にいい奴でもあり、日頃、なにかと行儀よく真面目なんてできやしなかった幼き私に対して、体を張って止めてくれたスクランブルロックンロールな奴でもあった。隙を見せた彼に、私が砂場でジャーマンスープレックスを放つと、口から血を吐きながらもヘラヘラ笑い、周囲の者が「口から血がっっ!」と騒ぐとようやく気付き、明らかに足にきているにもかかわらず、平静を装い、懸命に真顔をつくりながら「壁伝い」に教室に戻って行ったことがあるタフな野郎だった。

が、そのお父さんは「横山やすし」に酷似しており、いつも家に行くと「やすしは?おる?」という私に、半分キレながらも我慢し、それでも執拗な私の「おっこるでしかし!おっこるでしかぁし!めがねめがね・・」という似ていないモノマネにブチ切れ、無謀にも「親の悪口は許さん!!」と掴みかかり、開き直った私にブレーンバスターで持ち上げられているところを、台所から出てきた母親にみられ、悲鳴を上げられながらも助けてもらったという過去も持つ彼であった。今思えば、親子カットプレイ誕生の瞬間であった。今でも、耳を澄ませば、彼の母親の「降ろしてっ!降ろしてっ!」という叫び声が響く。嗚呼・・・

そんな彼は、私を困らせることもした。

「もう少しだけ」大人の階段を上ったころ、私はもう働いていたのだが、プー太郎(今でいうニート)な彼は平気で深夜遅く家に来るのであった。用件は「考えていたら眠れなくなった」ということだった。私は寝ていたのにである。

「2」へ

■2008/05/09 (金) ガチコメ的「2008年宇宙の旅」2

早朝から仕事がある私には「一切関係のない話」であることは自明であるが、「とろーりするのか?」というほどの癒し系であった私は、10回に1回くらいの割合で付き合ったこともあるのだった。深夜の公園。ベンチに座る男二人。彼の切り出しはこうだった。

「ブラックホールって、なんやろなぁ・・・」

私は即座に、

『それはな、私のことだ!!』

と叫んで、そのままこいつを自分の顔面の中に屠り去ってやろうかとも考えたが、無念ながら私にそのような能力はない。だから、とりあえず「シンナー臭くないか」だけを確認して話を聞くことにする。

彼なりの「宇宙論」が展開される。それは、もしかすると、自分の結婚相手は「地球人とは限らない」というところまでイッテしまっていた。女に振られ過ぎて頭がおかしくなったのかと思ったが、冷静な私は再度、念入りに「シンナー臭くないか」を確認する。

「宇宙、行きたいとか思わんか?」

『思わん。家の布団で寝たい。』

「夢がないなぁ~~」

『お前は金がない。』

「宇宙って・・・どうなってるんやろなぁ~~」

『それより、お前はどうなるのか。』

「自分の宇宙船とか欲しいなぁ~~」

『お前は自転車を買って就職しろ。』

東の空が青くなってくる。

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http://www.asahi.com/politics/update/0508/TKY200805080305.html
<ミサイル監視・偵察衛星…宇宙の防衛利用、解禁 基本法案成立へ>

宇宙がどうなっているのかは未だに知らんが、それでも「防衛」においては遅きに失することもあると懸念はしている。支那人が人工衛星を撃ち落としたのはずいぶん前だ。

「3」へ

■2008/05/09 (金) ガチコメ的「2008年宇宙の旅」3

<これによって、これまで政府が許さなかった自衛隊による衛星保有や高性能の偵察衛星の導入に道を開くことになる。ミサイル防衛の中核となる高度なミサイル監視衛星(早期警戒衛星)も持てるとされる。>

核弾頭を搭載した長距離弾道ミサイルを災害と同列に扱うかの如き、わけのわからん議論が繰り返されてきた日本でも、ようやく「マトモ」な話がされたようだ。いや、しかし、そもそも・・・だ。周辺に脅威などない独裁国家が軍事拡大に精を出し、脅威だらけの日本が「偵察衛星」すら思うように打ち上げられないほうが異常なのである。

どこの誰が支那なんぞに攻め込むというのか。また、支那は国内の環境破壊も放擲し、福祉も教育も医療もなにもせず、狂ったように軍事拡大を現実に行ってきた。

支那の軍事力が脅威ではないという者は、ならば、なぜにそれほどの軍事力強化を行い続けるのかを説明してほしい。明らかにアメリカの軍事力との均衡を考慮した「急成長」の根拠を説明してもらいたい。この「20世紀の侵略国家」と「19世紀と思しき侵略国家」の差異をみるとき、明らかに野蛮で粗野な、時代遅れの旧価値観(帝国主義思想)をして、未だ「植民地を持てば楽になる」という侵略主義、領土拡張主義に甘んじる国家運営の怠惰を許すのならば、いや、それよりもむしろ、この現代において、とっくに腐れた「大中華思想」によって侵略政策を国是とする現実の怪物に「餌を渡しながら尻尾を振る」ことの理由を是非とも聞いてみたい。

「4」へ

■2008/05/09 (金) ガチコメ的「2008年宇宙の旅」4

以前、支那が人工衛星を撃ち落とした「実験」とは、明確なる「戦争」を意識しての軍事演習であった。ミサイル防衛の要である偵察衛星を撃ち落とされてから、日本に向けて飛んでくるミサイルを前にして、呑気に予算を組み直して対応する気であったのか。支那人も使わないモノをつくらないし、使う必要もないのに金をかけるはずもないし、使う気がないならいらないはずだ。というか、それは「憲法9条」のことではないのか。ともすれば、やはり、支那共産党は「使う気」マンマンであると認識するに無理はない。で、なければ、北朝鮮も然り、せめて人民に飯くらい食わせるだろう。

<新たな宇宙の防衛利用をどこまで認めるのか、防衛目的を理由に機密扱いにする範囲を必要以上に広げないためにどうするのか、などが今後の焦点になりそうだ。>

実に朝日の「朝日らしい書き方」だ。

とことん「軍事」とは悪いモノであると刷り込もうと奮闘している。で、さすがに「防衛を機密にする」ところには文句をつけられないから、今度は「防衛目的」を理由に、国民の知る権利をどこまで守れるのか?と読者に問うわけだな。もう初夏だぞ。いつまで花が咲いているのか。それに「防衛利用をどこまで認めるのか」に至ってはもう、「安全だと確認できる可能範囲」であると知れているではないか。別に防衛省が悪いわけでもない。文句は日本にミサイル向けながら、ジャイアントパンダ押し付けようとしている奴らに言え。

「5」へ

■2008/05/09 (金) ガチコメ的「2008年宇宙の旅」5

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あ、そうそう。

衛星飛ばすなら、こいつを実験動物として一緒に宇宙に飛ばしてくれ。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080509k0000m010116000c.html
<胡中国主席:福田首相の中国講演に応答>

いやぁ、これは酷い。

北京で生中継された福田の「売国講演」を受けて、胡錦檮も早稲田で講演を行った。福原愛と卓球もした。亡命チベット人が決死で訴える姿を「いやん、こわい!」と怯えてみせたピンポン脳は、もっと怖いことをしているおじさんに笑顔で肩を抱かれていた。まさに、あの姿こそが「今の日本の現状ではないのか?」と、先ほど、私の職場にコーヒーを飲みにきた「ひろっちゃん」と話していたばかりである。いってらっしゃい。

<両国政府は、国内世論の排他的ナショナリズムという悩みを共有している。胡主席講演の後、福田首相は「日中青少年友好交流年」開幕式で再び応答を返すように訴えた。>

その前に、なんだこの毎日の記者は?

共有している?日本と支那が?
排他的ナショナリズムという悩みを?

こいつ、どこの国と勘違いしているのだ?

新聞記者とは、この程度の頭でなれるものなのか?

ならば、もう、

「毒餃子問題」も共有か?同じ悩みを持っているか?
「ガス田問題」も共有か?同じ悩みを持っているか?
「人権問題」も?「チベット問題」も?「環境問題」も?

専門家が束になってかかろうとも、この記者には適うまい。理屈なんぞ、とっくに関係ない。もう、頭の中になんか入ってるんぢゃないのか?調べたほうがいいと思う。

「6」へ

■2008/05/09 (金) ガチコメ的「2008年宇宙の旅」6

で、福田だ。

<「友好を深めるには相手のありのままを理解することが大事だ。特に若者はステレオタイプの国家観や国民像で満足するような知的に怠惰な姿勢ではいけない。お互い努力することで心に響く対話ができるようになる」>

国民に向って「知的に怠惰」だと。

若者はステレオタイプだと。

で―――――

コレは、どっちの国民に向ってほざいてるんだ?

相変わらず主語がない。よかったな、日本語で。

しかしまあ、「過ちは繰り返しませぬから」と同じだな。ったく、気分が悪い。

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東の空が青から赤に変わる。

『もう、帰るぞ。おまえの所為で寝れんかった。今度、酒を奢れよ。』

「おう・・・俺は帰って寝るわぁ・・・」

『・・・・肉も奢れ。』

「おう・・・ちょっと、最後にコレだけ聞いてくれ。教えてくれ。」

『・・・・・今度、殴らせろ。』

「俺って、なんで、こんなに振られるんやろなぁ・・・もう、一年で20人くらいに振られてるけど・・・俺って、そんなにアカンことないと思うねんけどなぁ・・なんでやと思う?」

『いろいろ、あるがな・・・・決定的なことがひとつある。』

「・・・!!な、なんやろ?言うてくれ!ツレやんけ!!な?」

『・・・・・・告白する数が尋常じゃないから。お前は確かにキモいけども、付き合ってくれっていう数と振られる数は比例する。多くて当然。』

「・・・!!!お・・・おおぉ・・・・」

彼はその日、少しだけ「宇宙の真理」に近づいた。



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