忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2009.2.22

2009年02月22日 | 過去記事
今日2月22日は竹島の日である。島根県では記念行事が行われている。虹の会も何人かが駆けつけているはずだ。また、大阪でも「竹島を返せ」とデモ行進が予定されている。こちらも我が虹の会の会員が参加している。そして、その同じ日に「韓国国際協力団(koica)」と呼ばれる団体が、ラオス政府に対し同国の高校教科書における「日本海」の記載を「東海」に変更するように求めている。既に改変作業は始まったという。▼ラオスの高校教科書には、この団体から300万ドルの援助が行われているらしい。教科書にもラオスの国旗と太極旗の両方が記載されているという。ちなみに日本の外務省の資料によると、日本はラオス政府に対し6.6億ドルのODAを行っているが、教科書に日章旗を載せろとか、竹島と書けなどとは言っていないようだ。▼よくもまあ、300万ドル程度のはした金で内政干渉までするものだと感心するが、日本も「正しい情報の発信」には積極的に金をかけて人も使わねばならんと思われる。そのためには先ず、日本国内の反日勢力をどうにかせねばなるまいが、とすれば、なによりもどうにかせねばならんのはマスメディアであろう。▼連日、スーパースターのように中川氏ばかり取り上げているが、よほど「日本が恥ずかしいこと」が大好きだとみえる。地域の酒場で「あのぉ~ふぅ~」とモノマネが流行るまでもうすぐか。▼テレビといえば、青山繁治氏が担当するコーナーでストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事の<今回の会合の最大の具体的成果は、日本による(IMFへの)融資だ。率先して行動した日本に謝意を表したい。今後もIMFの資本倍増に向けた努力を続ける。日本による融資は、これまで人類の歴史で最大のものだ。>を紹介し、G7における日本の成果を説明していたのはよかった。日本のマスコミがどれほど腐っているのかもよくわかる話だった。▼あの番組がどの程度の視聴率を稼ぐのかは知らないが、恐らく関西ローカルの番組であると思われる。韓国のナショナリズムビジネスまでは言わないが、こんな日に「猫の日」などとお茶を濁すのは止めて、全国放送でも領土問題を真面目に取り上げて欲しいものだ。▼「感情」ではなく「イデオロギー」と堕した反日が、どれほどの危険を孕んでいるのかを、全国のお茶の間にも届けてもらいたい。

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