いつも・・・仕事に使う鞄に手紙が入っていた。
妻からだった。
日頃の感謝などの言葉と共に、福沢諭吉が書いてある日本銀行券が5枚入っていた。そういえば昨日は賞与を持って帰った。なるほど、その「分け前」であるな。ごっつあんです。
でも、通常の25倍の小遣いに少々ビビった（笑）。
使う予定がない日に、財布に小遣い以上の金が入っていると、どうもケツが落ち着かないもんだ。で、案の定、出勤途中に寄り道してしまうのだった。私も基本的に蛾鬼である。
古本屋に入る。1時間費やして、何も買わずに立ち去る。ＤＳのゲームでも買おうかと思ったが、いざ買うつもりでみれば、とくに欲しくもないもんだなｗｗ
ん？書籍？？古本屋ではあまり買わんのだな。値段の高いやつは、仕方なく稀に買うのだが・・基本的に書籍は「本屋さん」で買う。ぢゃないと、せっかく書いた本が売れても、作者に印税が入らんらしいじゃないか。私は出版業界の味方である。
店についてから煙草をワンカートン買った。これで5日くらいは禁煙なしだ。手元にあれば吸ってしまうのが依存症ではないか。嗚呼・・・止めたいけど、美味いんだなこれが。
しかし、なんで「美味いもの」は、体に悪いか税金が高いかなのだ。
なんという運命の悪戯！なんという皮肉！！なんという試練！
「ちょっと最近、疲れ気味だな・・」
と思って食べたホルモン焼きと日本酒の出会いが、体にとって最悪のコンビであるとは、いったいどういうことか。あんなに合うコンビが結ばれてはならない関係だなんて・・・
別にスイカと天ぷらを喰ったわけでもないのにだ！たこと梅干し！コーヒーとみかん！
それに、あの「メガマック」とやらは、どうやって喰ったらこぼれずに喰えるのだ？スラックスについたぢゃないか！上から順番に喰うしかないぢゃないか！！謝罪と賠償を・・
ん？
でも、よく考えると・・・美味いもの・・・？
そういえば・・・
あねごの家で御馳走になった酒の肴に朝飯・・・とても美味かったな。
税金もないし（消費税はあるがｗｗ）、体には悪くないどころか、とても良い。
・・・・。
まくど・・・？たばこ・・・？美味いか・・・？（※酒は別です。酒は美味いです。）
「2」へ
■2007/12/23 (日) ガチコメ的「食べてはいけない」2
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http://www.asahi.com/life/update/1222/OSK200712210096.html
＜マック「×××はいけない」 週刊誌中づり広告を黒塗り＞
幼き頃、「100円バーガー」とやらを10個食べようとして、友人とふたりで買い込んだ。マクドではなかったが、大阪ではそこそこ有名なバーガーショップだった。で、さっそくにも喰らいつく。
最初の数個は私が早い。ほとんど噛んでないからな。飲み込む作業をしているだけだ。友人もドブ川を見ながら黙々と喰い続けている。7個目くらいか・・私はギブアップｗｗ
そいつはなんと、私の分も食べた。つまり「13個」ｗｗ阿呆である。
今、手元にないのだが、自宅の本棚に「ホントは怖いハンバーガーの話」という本がある。また、旧聞だが「マクドナルド」を食べ続けると危険であると警告するような映画もあった。どちらも条件付きだ。それは「食べ続けたら」という設定での話である。
＜「食べてはいけない」の表現はいけない？――。大手ハンバーガーチェーン、マクドナルドの批判記事を掲載した週刊誌の中づり広告が、相次いで電車・地下鉄での掲出を断られたり、黒塗りや削除されたりしていた。プライバシーや性にかかわらない見出しを多数の社が拒否するのは異例。駅のテナントに入っていることとの関連を認める社もあり、出版社は反発している。＞
どうやらＪＲ側の判断で黒塗りしているらしい。マクドナルドからの注文ではないらしい。
「3」へ
■2007/12/23 (日) ガチコメ的「食べてはいけない」3
しかしながら、「食べてはいけない」という表現はあっさりすぎるなｗｗ
それに「黒塗り」という手段もあっさりすぎるｗｗ
せめて、「食べては」の上に「あんまり」とか「そんなに」とか「ずっと」などと書くくらいのセンスが欲しいところだが、著作権の概念からして、そのほうが問題になるだろうｗｗ
で、どちらもどうかと思うが、今回は（も）マスコミのほうを考えてみる（叩いてみる）。
先ず、吊るす個所（指摘する根拠）がおかしい。
＜先月２７日に日本マクドナルドの東京都内のフランチャイズ４店舗で、マックシェイクなどの賞味期限偽装が発覚したことに関連し、「別の店でも期限切れの野菜が使われていた」などと語る元従業員の声を記事で紹介した。＞
「期限切れの野菜」ｗｗ
奥さん！レタスの葉っぱの裏に日付書いてます？？奥さん！！
きゅうり切ったら、切り口から日付がぁ！！！きゃぁぁ！！
なんだ。マスコミが「食うな」という理由は「体に悪い」からではないらしい。賞味期限を過ぎてましたよと、信用ならん企業ですよというネガティブキャンペーンだったわけだ。
では、見出しに「賞味期限偽装！！」と書けばいいのに、「食うな！」と書くということは、日本の国民は「腐ってても安けりゃ何でも食う」と言ってるようなもんだな。
「4」へ
■2007/12/23 (日) ガチコメ的「食べてはいけない」4
＜ＪＲ西日本の車内広告を扱うジェイアール西日本コミュニケーションズ（大阪市）は、「今回の件は行政処分も受けておらず、あまり悪質ではないのに『食べてはいけない』と断定するのはいかがなものか」という。南海は「車内の広告を扱った広告会社が、表現があまりに抽象的で直接的だと判断した」と述べた。＞
で、つまりは「苦肉の策」として、黒く塗ったわけだな。そんなん、全部塗りつぶしてやればいいものをｗｗ
つまぁり、この雑誌社は、
「マクドナルド」というビックネームを叩いて雑誌を売りたかっただけ。
ただそれだけである。そこに「使命感」やら「危機感」などは建前としても存在し得ない。「売れるから」という理由だけで芸能人のケツを追っかけている連中である。「売れるから」、つまり、買うから悪いのだｗｗ
テレビも同じ。あんな精神的に蒙古班も取れていないと思しき、モンゴル横綱に何の興味があるというのだ。面白がって叩いているが、あれを面白がって見る人いるのか？もういい加減に飽きてこないのだろうか？？まさに、次々に「話題」を提供されれば、それこそ「なんだ？なんだ？」と喰らいつく思考停止状態に陥っていないか？？
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「食べてはいけない」と書いてある。しかし、それは政府の公式発表でもなく、緊急記者会見もしていない。見慣れた町のマクドナルドは封鎖されて、宇宙服のような防護服を着た衛生部隊が消毒をしているわけでもない。家宅捜索も何もない。行政から処分がない。世話になった恩人や、両親から叱咤されたわけでもなく・・・友人が涙ながらに説得に来たわけでもない。ただ、雑誌に書いてあるわけだ。「食べてはいけない」と。
考えるだろう。なぜなのかと・・・
で、マクドナルドが好きな人は、慌てて記事を読む。
・・・で、なぁんだ・・・となる。それだけだ。
あの「吊り広告」だけを「見て」、反射的にマクドナルドの売上が落ちるようなら、もうこの国は終わっている。だから、ほっとけばよかったのだ。マクドナルドに問い合わせが殺到するようにしむければよかったのだ。「雑誌社VSマクドナルド」という構図こそが面白いではないか。それに、当事者であるマクドナルドが、その名誉棄損記事をドライブスルーしているならば、それはそれでいいではないか。消費者を信じているんだろう。
「5」へ
■2007/12/23 (日) ガチコメ的「食べてはいけない」5
「この雑沓混乱の最中に居て、よく東西の事物を比較し、信ずべきを信じ、疑うべきを疑い、取るべきを取り、捨つべきを捨て、信疑取捨その宜しきを得んとするはまた難きに非ずや。」
今、私の財布に入っている4人の福沢諭吉（一枚くずしちゃった）は「学問のすゝめ」の中でこう言う。まあ、とくに「マスメディア」を取り上げた警句ではないが、こういう場合にもあてはまるだろう。いずれにしても、現在よりも確実に少ない「情報」社会の中においてのこの訓示である。いやはや、怪物である。
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生活習慣病というのは、その名の通り、日常の「習慣」から発病する。タバコ吸ってりゃ肺癌や心筋梗塞、酒飲みすぎたら肝硬変に脳卒中、脂っこいものばかり食べたら肥満に動脈硬化に、必殺！！糖尿病！！嗚呼！！三大合併症！！天まで上がる血糖値！！
医者でなくとも、それくらいは知っている。
同じく、マクドナルドのような「ジャンクフードを食べ続けたら体に悪い」くらいは誰でも知っている。子供の頃から学校給食でパンを食わせ、小麦の需要を増やすために「米を食ったら馬鹿になる」とネガティブキャンペーンを繰り広げ、それを無理矢理に「習慣」とさせたメリケンの罪過はともかくｗｗ、誰でも知っているのだ。
賢くなれ日本人。思い出せ日本人。
マスコミに舐められるんぢゃない。
何が良くて、何が悪いか。
そのくらいは知っているのだ。知っていたのだ。
あねごの家で食べた「朴葉みそ」と「ハンバーガー」。
どちらが美味くて体に良いか。
わからんはずもないのだよ。むふふ。
でも、飛騨高山の朝の空気と一緒に吸ったマルボロは格別だったがな・・・
不思議なもんだ。
