忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2009.1.17

2009年01月17日 | 過去記事
横綱の朝青龍に対しインターネットで「殺す」と書いた無職が捕まった。なんでも「ビビらせて負けさせようと思った。」ということだが、その前に自分が「ビビって」出頭してきたらしい。▼相撲なだけに「殺す」ではなく「押し出す」とか「吊り出す」ならば捕まることはなかったが、いずれにしても、ネットでの「犯罪予告」のようなものは後を絶たない。「ホントかウソかわからない」というところも不気味だし、一応は安全を確保するために様々な手間と費用もかかるだろう。それに過去、現実となった事件もある。▼そして、嘘と言えば朝日新聞だが、テレビ朝日がまたやったらしい。「情報整理バラエティー ウソバスター!」という阿呆臭いタイトルの番組があるそうな。その中で「ネット上の嘘」として、いくつかのブログを取り上げて紹介したらしいのだが、それ自体が嘘だったという落語みたいな話である。▼今更、朝日の捏造や嘘に驚いていては日本で暮らせないが、それにしても「ネットの嘘」など他愛もない話ではないか。まあ、朝日新聞などの売国マスメディアからすれば、「ネットの信憑性」を破壊したい気持ちはわからんでもない。ジャーナリスト様には釈迦に説法だが、情報は「裏を取る」という作業が必要だと、ネットユーザーはとくに知っている。嘘をネタにした発信もあるほどだ。そのまま信じてしまう情報弱者は、そもそもネットを利用することは少ないと思われる。▼精々、残り少なくなった情報弱者の方々に嘘ばっかり発信していればいい。それにもう、実のところは「ひっくり返っている」と知れてきたのだろう。「通じなくなってきている」はずだ。▼ネットは素人が嘘を書くかもしれん。中には心ない悪質な嘘もあろう。しかし、心配ない。プロの記者が意図的に嘘を書くよりも安全だ。

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