東北新幹線が開通して、少しでも復興したならば、早速にも妻を連れて遊びに行こうと思っている。「虹の会」でも「in福島」とかやろうと企てている。金を落としに行く。
石原都知事が「花見も止めたほうがいい」と自粛ムードを煽っているところ申し訳ないが、いくら考えても被災していない地域が大人しくすることで被災地が良くなるとは思えない。
ディズニーランドも来月には営業再開するそうだが結構なことだ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110330/biz11033013570034-n1.htm
<東京ディズニーランド、来月にも営業再開へ>
いま、日本は「景気よく参りましょう」ということで経済を活性化させねばならない。増税して自粛してどうする。法人税もそうだ。<五十嵐文彦財務副大臣も28日の会見で、個人的見解としたうえで「法人税も将来の引き下げは確定しておくが、税率は当分の間維持する方法も実は考えられる」と述べ、復興のメドがつくまでは現行の税率水準を維持する「暫定税率」案に言及>とのことだが、いつまでも何を言うとるのか。
日本の法人税は40%と言われるが、その内訳は国税が27.99%で地方税等が11.55%の「39.54%」となっている。もちろん「世界一」だ。法人税をあてにしても、その法人が儲からなくて疲弊すれば、いくら法人税で4割、5割取ろうとも金額はしれている。潰れてしまえば失業者も増える。失業者が増えれば税金を喰う。こんなの商売の基本だ。金を回す基礎だ。
それでなくとも日本人は金を貯めるのが好きな代わりに使うのが下手だ。「購買力平価ベース」では「世界3位」であるが、2位の支那の半分にも満たない。1位はもちろんアメリカで日本の3倍以上の金を使う、というか、使わねばならない社会になっている(笑)。つまり、多くの日本人は「どこかに持っている」わけだ。
当たり前だが、経済の活性化こそが景気回復の最短ルートであるし、それは何より健全な回復である。人間で言うと、メシ喰って機嫌よく仕事してれば、なんか知らんけど体全部が調子が良くなったようなもので、その「効果」は全般に行き亘る。無論、被災地も良くなる。日本人のことだ、どうせ使うなら、ということで「被災地印」は売れに売れるだろう。作るモノとは喰いモノだけでもないから、多くの日本人が「お見舞い代わり」に東北旅行すればいい。そこでボタボタ金を落とせばいい。旅行会社はツアーをどんどん組むべきだ。「東北応援ツアー」でもいいし「復興お手伝い旅行」などでもいい。
節電やら節水はともかく、金は資源ではなく「道具」であるから、こういうときこそぐるぐる回して「金は天下の回りモノ」を実践せねばならない。その「回り始める地点」を殺してどうする。金を回すためのスタート地点は我々の懐ではないか。だから私は明日、妻と神戸に行く。ディズニーを観て、三宮センター街で買い物して晩飯を喰う。不謹慎とかは勝手に言っておればよろしい。
16年前の震災でボロボロになった三宮でもディズニーは自粛されていない。つまり、そういうことだ。「頑張れ!日本!」はその通りだし「ひとつになろう!日本!」も多いに共有するが、「しばらく大人しくしてようぜ!日本!」には賛同しない。今は金と元気を出すべきだ。
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久代千代太郎
りんりん
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