エジプトインターコンチネンタルホテルでいつも前座バンドが歌ってた曲。ボーカルは黒髪の女性。バイオリニストはロシアで学んだという日本人に見える痩せたおじさん、ナイトクラブのマギッブに言われて途中まで一緒に踊ってた。 途中でDINAのターレックマネージャーが激怒し、中止。ホテルも入れなくなったが。これが序の口でアレキサンドリアで踊っても通報が行くようになった。
関西のホテルボーカルは知ってて、アメリカ人のおじさんは「ああ、najaね。」と言ってすぐ歌ってくれた。ナダだか何だか。でも東京はどのホテルの外人ボーカルも知らない。食べ物だけでなく 芸術も向こうの方が上なのか。
ラマダンは、退屈だと言い、外人ダンサーは国にひと月帰ったりするがわたしは好き。ヘイマというパーティーが夜開かれる。一度エジプト人のDJに砂漠方面の野外ヘイマに連れてってもらった。野外ステージで生バンド。1発目はなんとドラムソロ。踊ればよかった! 歌の途中でライオンの子供が調教師と廻ってきた。凄くかわいくて抱っこした。写真はもう残ってない。何度もの引っ越しや盗難や人さらいタクシーからのジャンプで 沢山のドレスこもごもが消えた。つい最近もお気に入りのスカートと横浜クイーンモールで買ったブルーのバレッタが消えた。ブランド物ではないがデザインが凝っていて1点もの。横浜の温泉の部屋かキャビンホテルかジムで目を離したスキか。悲しい。
グランドハイアットホテルのヘイマも素敵。確か100ポンド 2000円で一晩生演奏のアラブ音楽が2000円のオーダーディナーで聴ける。お客さんは全員エジプト人。外国人はわたし一人だった。すべてアラビア語で仲良くなったトルコ系のホテルスタッフがメニューを英語に訳してくれた。
ジムの曲でわたしはテンポを遅く取る。それが正しい気がしたが、太鼓の音に合わせてみたい。バイオリンより太鼓の方が遅くきてる。また一拍次遅れても粘れと昔言われたので、そうして。ラーシャという腰を震わせるテクも入れられるだけ入れる。
先日クレオパトラを見た。最初のテーマ曲は良かったが、衣装も舞台装置も。音楽が物足りないアラブ音楽が1つも無いなんて。白鳥のスペインの踊りはスパニッシュ使うのに。
アラビア語はデコレーションで時々街で見るがアラブ音楽が聞こえてくる事って無い。