黄金週間っぽい（２）

今回の交通手段は高速バスじゃなく、電車。しかも特急じゃなくて快速。
古賀まで現付で行って、そっから電車。暇だね私も。
せっかく古賀まで来たんだから、更地になった「あの地」へ行く事にした、が…
更地じゃない。まだ建ってた。何故？前回来た時は更地だったはずなのに？
俺が場所間違えたか、はたまた勘違いか…何はともあれコレはコレで辛い、辛すぎる。

古賀太陽での思い出がマッハの勢いで甦り、不覚にも涙が出そうになる。辛い。
イブＸ、ピカゴロウ、フローズンナイト、コンチ３、そしてファイヤーバード…
長崎で勤務してた頃でも店に寄ってから実家に帰ってた。古賀と福岡市とは逆方向なのに。
福岡に帰っても原付で足しげく通った。そして突然訪れた「７月の別れ」。
板が打ち付けられた景品交換所を見た瞬間、ショックで言葉が出なかった、あの夏の日。

店の入り口に鎮座していた看板だけが、当時のまま残っていた。

思えば４年前、今は亡き姪浜ひばり会館でのムサシ２から始まった旧台打ち。
唐津一銀のスープラ、前原河津のプラネット、桂川チャンピオンのファイヤーバード、
久留米アロハのアラジン、高山いすゞのバイマス、田川明治のペガサスラビット、
黒崎太陽のパルサーＸＸΣ、熊本新町のアストロライナー、八幡ことぶきのトロピカナー、
長崎オリエントのニューペガ、そして相馬伸光のアメマグ…
打ってて本当によかった。でもみんな消えた。店ごと消えた。もう甦ることはない。


全てのパチ屋からみなし機が消え去るまで、あと４６日。
私が愛すべきスロット達がパチ屋から消えるまで、あと４６日。
決して目はそむけない。時代を超えた名機に感謝しつつ、一つの時代の最期を見届ける。